本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集1
- TOブックス (2019年10月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (361ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864728522
作品紹介・あらすじ
ファン待望!WEB掲載、特典SSなど単行本に未収録の短編計21編が大集合!
感想・レビュー・書評
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WEB版掲載の閑話や未収録SS、特典SS、没バージョンエピローグなど。
単行本の本編では読めない話が盛りだくさんの、短編集。
たのしかった。
下町時代から貴族院時代まで、5~6年分のエピソードが時系列に。
懐かしく、時間の経過とキャラクターの成長を感じる。
視点人物は、トゥーリ、ルッツ、ギュンター、ヴィルマ、リヒャルダ、ハルトムート、クリステル、ランプレヒト、エックハルト、ヴィルフリート、コルネリウス、ヒルシュール、ローデリヒ、フィリーネ、シャルロッテ。
特にに印象に残ったのは、「リヒャルダ視点 新しい姫様」「エックハルト視点 ユストクスへの土産話」「ヴィルフリート視点 弟妹との時間」「シャルロッテ視点 新しい一歩」。
椎名優の巻末おまけの4コマ漫画も、たのしかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白かった。初めから4の4までの特典SSやら、単行本未収録短編
シャルロッテが推せる。 -
貴族院一年生位まで読んでいたら手に取れます。マインではない登場人物達から語られる様々な出来事。一巻の頃から少しずつ溜まっていったお話達なので、マインの成長と話の筋を思い出しながら楽しめました。本編好きなら楽しく読めます。
リヒャルダ、ハルトムート、フィリーネ、シャルロッテ視点は特に楽しかった~って書き始めると、あ、あれもこれもと結局全部挙げたくなるくらいどれも良いですよ。 -
第一部のころの短編から綴られてるので、「あー、こんなこともあったなぁ」と思い出しながら読んだ。
いろんな人物の視点から物語が描かれてるので、それぞれがどうマイン(ローゼマイン)を見てたのかが分かるから面白い。やっぱり、どう見ても特殊性の塊だね、マインは……(笑)
個人的にお気に入りの話は、コルネリウス視点の話。
ローゼマインに対する真摯な想いが良かった。
あと、お気に入りのキャラはハルトムート。
なんというか……、終始面白いな、って思った(笑) -
WebとかSS とかで読んだものがほとんどでしたが、加筆されていて改めて楽しめました。
また、ちょこっとメモとかで掲載の切っ掛けとかが興味深い。 -
過去の特典短編集を集めた1冊。
古い話もたくさんあり、懐かしく読むことが出来ました。どの短編も物語の奥行きを深める内容で、登場人物も多岐にわたっており、これだけの群像劇をよくまとめているなぁ、と改めて感じたりしました。
一部、厳しい家族環境を扱っている短編もあり、それだけは非常に読みにくかったですが、全般的には楽しめました。本編の続きも楽しみです。 -
ちょうどこれまでの長い道のりのハイライトを見ているようで、色々と思い出すエピソードが程よかった。全部復習する時間が取れないので、そうだった、これはこの時期だった。と振り返りにもなって、色んな人の視点でもあるので、作品への理解にも厚みがでた。