- Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864724357
作品紹介・あらすじ
郵便配達中に、花木瞳子は不思議な封書に気づく。宛先も差出人も不明。表には「サンタさんへ」の文字のみ。しかも、その郵便は既に何通も郵便局に送られていた上に、差出人の狂気と妄想がつづられていた。一方、手紙をきっかけに、亡き父親の死の原因を追う瞳子は、そこに秘められた禁断の真実に直面していく。時を越える父と娘の絆、消せない因縁、消えない愛情。あなたの涙腺が決壊する、真夏のクリスマス・ミステリー!
感想・レビュー・書評
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一つの配達還付不能郵便から、父親の亡くなった理由を解き明かす。瞳子の水野の関係がどうなったかは想像に過ぎないが、きっとこれをきっかけに良き方向へ運ぶだろう。シリーズ2弾からの進展だ。
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いやぁ、怖かった。
前回の下手な連続殺人より全然怖かった。
ちょっとリカに通ずる怖さ。
お父さんの濡れ衣を晴らすには長すぎた期間だけど。
お父さん、かわいそすぎ。 -
やっぱり天才ですね
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あぁ、おもしろかった。ぞわぞわした。ミズノンいいねぇ。
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夏なのに届く、宛先もないサンタさんへの手紙。
その中身は、ひらがなばかりの怖いものだった。
若干明かされる、主人公の親の話。
そして前回の青年も再び登場。
そしてまた(?)1巻の時と同じように騙されました。
確かに、それだけだとそうだと思います!!
とはいえ、話が進めば進むほど、もしや? という
疑いは出てくるわけですが。
それだけに終着し、それだけを頑張る。
そのままならば、確かにそうなるでしょうが
誰も接触せず、何もなく、こうなるにはどうすれば?
正体にぞっとして、かかわってしまった事にぞっとして。
むしろ、そこに繋がるとは思いませんでしたけど
読者だからこそ、繋げる事が出来た、とも言えます。
関係ない事は、多分出てこないもの、ですし…。 -
なんとなくはこうかな、あぁかな、と思いながら読んでいたけど、本当に最後のところで全てが繋がった。
いやぁぁぁぁめっちゃこわい。純粋だからこそこわいって、あるんだな。 -
サスペンス色は前作よりも後退したが、狭義のミステリー要素は強まった。叙述トリックも仕掛けられてかなり面白い。
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何故って?
いろいろと謎が残る
読んでてちょっと怖い物語でした。
今回は読んでて途中に
結構、あれなんか違和感を感じるって
もやもや間があるのですが
最後はそういうことだったのね
って感じになりました。
一人でやろうとしたら
一人になってしまうじゃないか
ごもっともな言葉だけど
結構心に響きました。
いろいろと迷うこと、
考えないといけないことがあった場合
一人で抱え込まないで
頼ろうと思いました -
思ったより大分おもしろかった