- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864510554
感想・レビュー・書評
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家も持ち物も持たずにたった一人森の奥地に暮らす若い女性アナスタシア。
動物と話したり森の中ではとうてい得られるはずのない世界の情勢を テレパシー・テレポーションで実体験したりUFOと交信したり。
これだけの特殊な能力を持ちながら 彼女は自らのことを普通の人間なのだと語る。
そんな彼女が語る 子育ての話、あらゆる病気を治す知恵・環境問題など どれをとっても素晴らしい内容でした。
次が出るまで待ちきれない。。と思う本に久々に出会いました。
早く続きが読みたい! -
なんかすごい本だった。
シベリアのタイガでの3日間の出来事、アナスタシアとの出会い
事実かフィクションか。信じるのも信じないのも自由。事実だったら本当に驚愕だけど、フィクションでもそこから何か感じることができれば、事実かフィクションかなど、取るに足らないことのようにも思える。
アナスタシアの朝の日課を、読んで想像するだけで心が洗われる。
彼女は着るものや食事、何を食べるかについては何も考えないし、食事のために座るということもない。必要な時にベリーやきのこを摘む
種の基本的なまき方。びっくりする、今の生活で取り入れられるところなど、ほとんどない。それぐらい、今の生活は自然から切り離されてしまっている。
技術最優先社会
人間至上主義
2020.6.20 -
(ブクログには小説とエッセイに特化して登録しているので、本書は若干ジャンルに迷ったのですが、あえて本棚に入れたいと思います。)
この本は、実業家のウラジーミルが、シベリアの森に暮らす孤高の美女・アナスタシアに出会い、彼女と過ごした時の事が書かれています。
とことん自然と共生しているアナスタシアの姿は、地球で暮らす生命体として、本来あるべき姿なのかもしれない・・・と、すごく興味深く読みました。
アナスタシアは健康且つ聡明でテレパシーのような能力もありますが、彼女のように“あるがまま”で生きれば人類が元々持っている能力が損なわれないので、誰もがそのようなポテンシャルがあるのかも、と思うと、ちょっとワクワクもします。かといって、本書に書かれているライフスタイルをすぐに取り入れられるかというと、怠惰な私には正直ムズイのですが(苦笑)。
何よりアナスタシアはメンタルがすこぶる健やかです。大概は幸せで喜びにあふれています。“大概”としたのは、本書で、“俗人”・ウラジーミルが世俗の欲丸出しで感情をアナスタシアにぶつける場面がいくつかあって、その時はさすがのアナスタシアもちょっと悲しそうだったから。(世俗の人間の荒んだ心は、アナスタシアのような清らかな人だけでなく、動物や植物の波動も乱すのだろうな・・)
この本はある意味読む人を選ぶかと思います。私は物語として面白く読ませて頂きました。という訳で、続編も読んでみようと思った次第です。 -
ロシアではシリーズが10巻も出版されているらしい、スピリチュアル界の大ヒット作のようです。
まったくそういうことに無関心だった主人公が、
人里離れたところでひとりで暮らすアナスタシアに出会い、警戒しながら少しずつ近づいて行く様子がとてもリアルで面白く、読みやすいです。
そして何よりアナスタシアの語る内容がすごい!
例えて言うなら「小さな宇宙人アミ」の大人版とでもいう感じですが、内容はこちらの方がスッキリ腑に落ちます。 -
テレビって何?退化してしまった人間の想像力に向けて、情報が画像をつかって物語を描きだす装置でしょう。
アナスタシアは、自分の祖父と曾祖父が、癒しの力を持つリンギング・シダーを多くの人に配ろうとしていることに反対なのだそうだ。なぜかとたずねると、この杉の小さな木片が、善行を積む人と悪行をなす人双方に広まってしまうからだと彼女は答えた。おそらく、木片のほどんどが、ネガティブな考え方をする人々に奪われてしまうだろうと。そして結果的に、そういう人たちは、恩恵よりもさらなる害毒を生み出すようになる、と。
「世界ははじめから、人間が何を食べようが、どこでそれを得ようかなどということに、思考のエネルギーが費やす必要がないように創られているの。」
「ということは、あなたは否定しないのね?人間には、通常の分析的な理性を超えた何か、行動を決断する際にそれを助ける何かが備わっているということを」 -
こんなに凄い本見つけられて良かった。アナスタシアは本来人間に備わっていた能力と、自然との関わり方を通して、読者にエデンの園をよみがえらせた。機械文明の現代に生きていて、忘れてしまったものに気づかされた。
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進むにつれスピリチュアルさが増していきついていけなくなったけど、素敵な本でした。こんな生活してみたい
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著者の体験談。
最初、自費出版で出たものがまたたくまに世界中に広がって…
ロシアの大自然に住む、絶世の美女が出てくる深いストーリーです。 -
自動車は障害物を感知して自動停止し、パソコンは漢字を変換して
くれ、汚れた食器は食器洗い機に放り込み、携帯端末に至っては
音声に反応してくれる。
身の回りのいろいろなものが進化している。ものが進化すればする
ほど、使う側の人間は退化しているのではないか。
ソ連が瓦解しロシアとなった。社会主義から資本主義への転換。
著者はそんな時代の実業家だ。船を利用してのビジネス・ツアーの
際、ふたりの老人から鈴の音のように鳴るシベリア杉の話を聞く。
これがきっかけとなって、著者はリンギング・シダーの謎を追う為に
シベリアへ行く。そこで出会ったのがアナスタシアと名乗る女性だ。
シベリアのタイガで暮らすアナスタシア。でも、彼女には家がない。
草原が彼女の家、食べ物は自然の恵み。そして、野生の動物たちさえ
彼女と共存している。
本来、人間には様々な能力があった。それを私たちは忘れていないだ
ろうか。動物や植物との関係を忘れていやしないか。というお話。
実話なのだそうだ。『アガーフィアの森』の例もあることなので、
シベリアの奥地で生活を続けている人たちがいたとしても不思議
じゃない。ましてロシアだし。
残念ながら私は素直には受け入れられない。ファンタジーとしてなら
どうにか…ってとこかな。
現在の人間の生活に警鐘を鳴らしている部分は分かるのだが、超能力
まがいの話までになってしまうとどうも疑ってかかってしまう。
ちょっと残念だな。
献本2連続は少々きつかった。やっと自分の読書が出来るぞ~~~。 -
待ちに待った日本語版!
とても読みやすい翻訳。
なによりも中身がすばらしい。続きが読みたい。
アナスタシアは間違いなく実在する人物。
アナスタシアは今現在、3巻まで出ていますよ。
三冊とも読んだのですが、正直に言うと2,3巻より...
アナスタシアは今現在、3巻まで出ていますよ。
三冊とも読んだのですが、正直に言うと2,3巻より、私は1巻が1番好きだったかな〜。。と思います。
でも、このシリーズは最後まで追いかけたいと思っているので先が楽しみです。