世界を知る101の言葉「単語ひとつ」で国際標準の教養がザックリと身につく

  • 飛鳥新社
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864107600

作品紹介・あらすじ

<ノーベル経済学賞受賞者>
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス教授、
クリストファー・ピサリデス 氏 推薦!

「忙しい現代では、立ち止まって、深く考える人こそが賢者です。
本書はあなたに、観察力と洞察力とは何かを教えてくれるでしょう」


<Google>
 ヴァイス・プレジデント、
タラ・ウォルパート・レヴィ 氏も絶賛!

「本書には、世界の英知が描かれている。
グローバル時代を生きていく私たちにとって、
これこそが"必要不可欠な感覚"なのです」

そのほか、
ダライ・ラマ14世 (チベット仏教最高指導者)
ディーパック・チョップラ (世界的な医学博士)
アジェイ・バンガ (マスターカード社長兼CEO)
ダニエル・シャピロ (ハーバード大学 国際交渉プログラム創設者)
アネット・リチャードソン (国際連盟 元上級顧問)
など、政界、実業界、宗教界から賞賛のコメントが続々!


@ @ @ @ @ @

「ウォール・ストリート・ジャーナル」
「サンデータイムズ」 等でベストセラー!!

オリンピック観戦のおともに最適な
国際的ベストセラ―が邦訳!

「1日1国、読んで旅する。
101日の世界周遊に出かけよう」

150ヵ国あまりを取材した国際的ジャーナリストが、
世界各国の価値観や国民性を
「ひとつの単語」 で表現した新たなガイドブックが誕生。

@ @ @ @ @ @

「単語ひとつ」でたとえると・・・

フランス   ⇒⇒⇒   「抗議」
エジプト   ⇒⇒⇒   「ユーモア」
ジャマイカ  ⇒⇒⇒   「規律」
 日本    ⇒⇒⇒   「???」(222ページに掲載)

「なぜ?」「なるほど!」の連続で
世界の歴史や国民性が面白いほどわかる!

@ @ @ @ @ @


―――― 本文より ――――


スポーツ競技などで見かける

ジャマイカ人の「陽気でのんびり屋」なイメージは、

本当の国民性ではありません。

じつは、この島では「規律正しさ」こそが、

最も大切にされている価値観なのです。

――――――――――――

感想・レビュー・書評

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  • ジャーナリストなどの仕事をしながら、150ヶ国を訪れた著者が、様々な国に根差している「価値観」を表す単語を示し、101の国を紹介している、興味深い本。この国はこんな価値観によってなりたっている、こんな国ですよ、という独自の切り口で、短い文章で一つ一つの国について理解できるように工夫されている。
    ちなみに日本については、「敬意」という価値観が紹介されている。日本人は自己中心的ではなく、社会のなかで周囲の人に敬意をもって行動する。満員の電車では他の誰かのために自主的に奥につめていき、飲み会の帰りには何度も腰を折って別れを告げ(笑)、他人に迷惑をかけないように時間を厳守する。保育園に入った時から、部屋を清潔に保つため、整理整頓や手洗い、靴をはきかえることを教え込まれる。これも周囲の人への敬意の表れだ、と。
    私たちにとっては当たり前のようなこの行動も、価値観が異なる文化の人から見れば、驚くべきことなのだな。
    ちょうど今読んでいる、他の本にも同じようなことが書いてあって、そうなのか…と思った。
    ちなみに、2022年3月現在、ロシアと戦争状態にあるウクライナの価値観は「自由」と書かれている。それは、現実には自由ではないから、人々は「自由」を求め、自由のために戦い続けている、という意味で書かれている。
    図書館で借りましたが、とても2週間ですべての国についてじっくりと読むのは不可能なので、購入しようと思います!保存版だと思うし。

  • この本は,各国の価値観を、タイトル通り単語一つでうまく表しています.
    私はまだまだ世界を全然知らず,旅情を掻き立てられます.良い本です.

  • いろいろな国について、できるだけニュートラルに、できるだけわかりやすくワンフレーズで表すとどうなるか。文筆版ヘタリアのような試み。

  • 通読よりも買って持っておいて気になった国の欄を見るような読み方が良さそう。

  • ざっくりと分かりますね

  • 様々なキーワードで世界の「今」がわかります。有名な国だけではなく、けっこうマニアックな国も取り上げてくれているので、世界中を旅行している気分になります。もちろん、内容も素晴らしいですよ。

  • 桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/656955

  • 価値観を101も出すと結構被るっていう本。

    最初は面白く読めたけど、基本的にどの国のことも悪くは書いてないので、途中から書いてあるエピソードが薄くなってたり、結局同じ価値観を言い換えているだけだったりと、途中からはあまり面白いと思えなかった。

    世界を知る101の言葉という題で風呂敷を大きく広げ過ぎた様に感じてしまった。


    あと、全部の国の情報欄に国土の広さが日本と対比して書かれていて、意外に日本って広いし人工も多いなー、とは思った。


  • 20220108

    著者が感じた各国がシンプルに整理させていて読みやすかった。歴史にも触れられていて、その国の価値観の源がよくわかるような構成だった。

    外国人からみた日本にも触れられていて新鮮だった。よく描かれすぎていて、日本人が感じる日本の現実とはちょっと乖離があるような気はしたが、、。

    本当に知らない世界がまだまだあるな、と余計に日本飛び出したくなっちゃった!

  • 誰もがニュース等を見聞きし、各国に対するイメージを持っているはずだ。ところが、この本に記載されていることと、自分のイメージが合致しないことが多々あった。実際に著者が訪れて、肌で感じた内容であるので信憑性がある。さまざまな情報を得て、偏見に陥らないよう気をつけたいと思った。
    各国3〜4ページで書かれているので、情報が少なくなるのは仕方ないと思うが、101の国と地域を淡々と同じペースで語っているので、読み切るには労を要する。

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著者プロフィール

150か国以上を旅し、BBCワールドサービスやロイターなどで放送ジャーナリストとしてレポーターを務める。JPモルガンでプライベートバンキングを担当した後、国連、欧州委員会、草の根NGOの仕事をした後、起業家と協力してUAE初のメディアベンチャーキャピタル・ファンドを設立。また、多くの企業、新興企業、社会的企業の取締役を務める。
哲学、政治、経済学(PPE)を学び、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで修士号を取得、ロンドンビジネススクールでMBAを取得、ハーバードビジネススクールとMITで1年間学ぶ。「世界の価値観」の研究で博士号を取得。 現在は「価値観」に関する世界的な権威であり、世界中の企業、機関、個人と関わる仕事をしている。さらに詳しい業績についてはwww.mandeep-rai.comを参照。

「2021年 『世界を知る101の言葉「単語ひとつ」で国際標準の教養がザックリと身につく』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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