一〇一歳の習慣 いつまでも健やかでいたいあなたに、覚えておいてほしいこと

著者 :
  • 飛鳥新社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864105958

作品紹介・あらすじ

元気で長生きしたいなら、からだの声に耳を傾けましょう。一〇一年の人生に裏付けられた、長寿の秘訣。ベストセラー『こころの匙加減』の著者がおくる今日から実践できる生活習慣と心がけ。

感想・レビュー・書評

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  • 面倒に思える人ほど、本当はありがたい、
    人間関係を円滑にするコツ、相手を褒める(相手をよく観察することが重要)、感謝の気持ちを伝える(ありがとう)
    話を聞くだけでも相手の役に立てる。
    人は誰でも、寂しいもの。相手から興味を持ってほしい、向き合ってほしい、常にそう願っている。話を聞いてもらえることを望んでいる人がほとんど
    傾聴の原則とは、相手の言い分を無条件に100%受け入れる。否定や慰め、励まし、助言は含まない
    聞くことに集中するよう心がけていくと、人間関係が円滑に回り始める。
    よりよく仕事、よりよい人生の基盤となるのは、人間関係
    理想的な人間関係の土台となるのは、一人ひとりの心身の健康です。
    廃用症候群:安静にしすぎたり、活動量が減ったことによって、からだにさまざまな変化が生じる状態

  • 2020年に103歳で亡くなるまで、現役の医師として活
    動していた著者が、人生をより健やかに過ごすための41
    の習慣について語るエッセイです。「手間がかかること」を
    楽しみ、周囲の人に寄り添い、ユーモアを大切にする。自
    分のからだ・心と対話して、怠け過ぎず、頑張り過ぎずのよ
    い塩梅を見極めるなど―。健康長寿の秘訣を先人に教わ
    ることができる一冊です。

  • 一〇一年の人生に裏付けられた、長寿の秘訣
    ◎からだには「よい負荷」をかけること
    ◎おいしく食べられる量が適量です
    ◎お酒は料理の味を邪魔しない程度に
    ◎日に何度かは大空を見上げましょう
    ◎明るい色を身にまとう ◎花を育てましょう
    ◎亡き人に宛てた手紙を書く ◎危険信号は早めに発信する
    ◎後悔のタネは減らしておく ◎左右両手を使う習慣を
    ◎座りながら、家にいながらできる運動のコツ
    目次】 第1章 「ほんのひと手間」の魔法
    1 面倒なことも、あなたの人生の大切な断片です
    2 手間がかかることほど、やりがいがある
    3 「煩わしさ」の先には、幸せが待っている
    4 自分以外のことに手間をかける、という贅沢
    5 面倒に思える人ほど、本当はありがたい
    第2章 ゆるやかな人間関係は、人生の宝物
    6 人間関係は、もっとなめらかにできる
    7 「ありがとう」を期待しない 8 区切りを意識する
    9 与えることで、与えられる 10 話を聞くだけでも、相手のお役に立てる 11 誠実さは、必ず届く
    12 適当でもいい、周囲に寄り添っていく
    13 あらゆる競争から、“卒業"していい
    14 別れより、出会いに目を向ける 15 周りの力はうまく借りる
    16 笑顔に勝るお返しはない 17 後悔のタネは、減らしておく
    第3章 年齢を重ねながらゆっくり考えたこと
    18 年齢を重ねるほど、ユーモアを大切にする
    19 一日に何度か空を眺める
    20 時間の流れを意識する 21 人の持つ力を、信じる
    22 敵の戦闘機が飛んできても、人はたくましく生きられる
    23 死後のことくらい、自由に想像してもいいじゃない
    24 お別れしたあなたへ。亡き人に宛てた手紙をしたためる
    第4章 生きる力をくれる、ささやかなもの
    25 天気の悪い日ほど、微笑んでみる
    26 明るい色から力をもらう
    27 掃除とは、実益を兼ねた最高の“気晴らし"
    28 身近な花が、支えてくれる
    29 守るべき小さな命が、大きな慰めをくれる
    30 布団から飛び出したくなる楽しみを用意する
    31 酔狂なことでも、書いてみる
    第5章 からだと心の声にゆっくり耳を傾ける
    32 からだと話をしていますか? 33 からだはこまめに使う
    34 危険信号は早めに出す 35 長寿の秘訣は、挑戦、節制、適度な負荷 36 自炊にしがみつかなくていい
    37 食事は「おいしくいただける量」が適量
    38 寒い場所に、身を置かない 39 両手を使えば、脳に刺激を与えられる
    40 家の中でも運動はできる 41 がんとも一緒に仲良く生きる

  • 精神科医だからなのか、100歳を超える経験豊富なおばあちゃんだからなのか、読んでいると言葉が心に響いてくる。読んでよかった。

  • シンプルでわかりやすく、読みやすいです。
    精神科医として、多くの患者と接してこられたことがよくわかります。

  • 日野原重明先生には105歳まで導いていただきました。101歳の高橋幸枝先生にももっともっと導いていただきたいと思います。「百一歳の習慣」、2018.2発行です。歳が云々に関わらず、人として充実した人生を送る上での指標、人生訓だと思います。①100歳を超えてから日常生活の殆どが「手間がかかること」の連続。自分のからだを守ることでもある。手間を楽しむと笑顔が増える。②人間関係のポイントは「相手を褒める」「感謝の気持ちを伝える」の二点。誠実さは必ず届く。③長寿の秘訣は「挑戦」「節制」「適度な負荷」。

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