暮らしのならわし十二か月

著者 :
  • 飛鳥新社
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本棚登録 : 95
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864103077

感想・レビュー・書評

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  • もうすぐ八十八夜ですね。

    で、その八十八夜とは?
    あの「夏も近づく八十八夜♪」のことですよね。
    今の子どもたちは知らないかもしれないけど…。

    立春から数えて八十八日目に当たる日。
    農事の節目の日ともされている。
    新茶の摘みごろ、田植えの季節。
    八十八は、合わせれば米という字にもなる。
    そんな言葉遊びも生まれるほど、大切な農作業の日だったのだそう。

    日本の季節に合わせた営みが、暦にそって美しい挿絵とともに分かりやすく説明されている。
    絵を見ているだけでも、とても和む。
    なんだか、ゆったりした生活を送れそうな妄想まで生まれる。

    環境破壊が進み、この暦とはかけ離れた天候の続く昨今。
    こういった暮らしや行事は、もう本の中でしか楽しめなくなるのかな…。
    2022.4.24

  • これは一冊持っておきたい。

  • <和>
    ・お正月はなぜお正月というのでしょうか?
    ・二月に豆まきをするのは?
    新年・春・夏・秋・冬に分けて、日本の暮らしのならわしを紹介する一冊。

    【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 386

  • 帯文:”移ろう季節とともに、日本のならわしを楽しむ。” ”いまも息づく暮らしのならわしには、幸せを感じる知恵があります。”

    もくじ:はじめに、この本について、新年;正月,寒,…他、春;立春,初午,…他、夏;端午の節句,衣替え,…他、秋;八朔,風祭,…他、冬;冬支度,酉の市,…他、旧暦について、おわりに、索引、参考文献

  • 箔押しと紙に惹かれて手に取った。中には伝聞調の短い文とイラストがたくさん入っていて、ぼんやり眺めるのにいい。

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著者プロフィール

沖縄→山陰。2004年、第1詩集『心を縫う』(詩学社)を上梓。『生きようと生きるほうへ』(思潮社)で丸山豊記念現代詩賞。『日本の七十二候を楽しむ ─旧暦のある暮らし─』(増補新装版、絵・有賀一広、角川書店)が静かな旧暦ブームを呼び、30万部超のベストセラーに。『いまきみがきみであることを』(画・カシワイ、書肆侃侃房)、『希望はいつも当たり前の言葉で語られる』(草思社)ほか著書多数。近著『着雪する小葉となって』(思潮社)。

「2022年 『空気の日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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