- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864100229
作品紹介・あらすじ
仕事にやりがいが見いだせないコウジは、ふとしたことから弓池という成功者と出会う。「会社で成功の基礎を身につけてきた人は独立しても成功する」という言葉に勇気づけられたコウジは独立を決意。弓池のアドバイスのもと、自分の店を持つために奮闘するのだったが…。小説で学ぶ、成功のためのサービス&マネジメント。
感想・レビュー・書評
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【感想】
すごくいい。
感情移入しまくりながら読み終えた。
飲食業の経験は無いが、主人公のコウジになりきってしまい、まるで自分が一歩ずつ成長していっているような錯覚に陥った。
メンターである弓池のコウジに対する愛に満ちた言葉が染み込んでくる。
居酒屋などの飲食業をされている人が読んだら、どう思うのだろう。?
すぐに参考にしたくなるノウハウが惜しげもなくちりばめられていて、びっくりするのでは?
マスターコースで学んでいる私としては、やっぱり弓池はターボさんとかぶる。ターボさんて、こんな感じなんだよな〜。
はっとした所。
・成功の7段階
・繰り返す人生のパターン
・人は思われている通りに行動する
・”みんなの問題”の落とし穴
・ビジネスの追求段階
それと最後の方に出てくる「言ってほしい言葉」の場面。
マスターコースでの体験が蘇ってきて、ジーンとした。
この本のほとんどはマスターコースの先輩である小林さんの実話とのこと。
素晴らしい先輩がいることも喜びです。(^_^)v
いつかお会いしたいな〜。
頑張っているのにうまくいかない人。
頑張ることに疲れてしまっている人。
喜びに満ちた仕事に憧れている人。
人から認められたい人。
自分を認めたい人。
そんな全ての人達にこの本を超オススメします。\(^o^)/ -
犬飼ターボ 3本仕立ての3本目。どれも面白く最後の1本もサッと読み終わりました。
個人的には主人公や登場人物は1.,2作目の方が好きですが、自分がお店をやるならこういう所を大切にしたいと思える作品でした。
あまり共感されないですが、自分だけでなく、チームメンバー、その家族も大切にできる会社や事業は良いと思います。ここでは取引業者の誕生日を祝うなど、まさにやりたいことを体現していて単純に楽しそうだなと思えました。 -
感動の中に教訓がたっぷり。といった良書。
成功の7段階。
困ったときには「この体験から何を学ぶか」を考える。
スタッフと「望ましいお客」を大切にする。
デイリーフィードバックとアルバイトの卒業式でモチベーションアップ。
起業の最高の段階は「自分の幸せ追求」
など、至言の嵐。 -
何を学ぶためにこの出来事を体験しているのだろう?
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成功小説家の犬飼ターボ氏による成功者3部作の3作目。
本作では成功者の弓池が『CHANCE』と同時並行でコンサルティングしていたコウジが会社を辞め、居酒屋を起業し、成功するまでの紆余曲折を描かれていました。
起業に向けて弓池や様々な人を通して成長していくコウジの姿や感動させるサービスを提供するため一緒に働く従業員と理念を共有していく姿などサクサクと読み進めていくなかで人生やビジネスにおいて大切なメソッドが前2作同様にたくさん書かれていました。
また、コウジと弓池とのやり取りを通して、人生におけるパターンやその脱出方法、人生における壁についてなども学ぶことが出来、起業ストーリーとしても人生の啓発書としても読むことができました。
犬飼氏の3作を通じて成功者としての大事な姿勢や考え方というものを身に付けることができました。
共通して誰かと想いを共有することの素晴らしさを感じ、その事で周りも自分も幸せになるということを改めて感じた作品でした。 -
付箋いっぱいつけた。
リーダーになること
自分だけの本当の幸せをみつけること
の勉強になった -
2回目の読了です。
約1年ぶりに読みました。
一気に読みました。
この本を読む前、
仕事で大きなイベントを控えていました。
一所懸命それに対して準備するかたわら、
そのための準備に行き届かない点がある人や
あまり気合の感じられない人に対して
責める気持ちになっていました。
表立っては言いませんでしたが、「対立」する気持ちになっていました。
そういうことに、読み終わって気づきました。
気づいてみると、それだけで気持ちが軽くなっていました。
「対立」をどう直していったらいいかも分かりました。
本の中にあったように、共通のビジョンをはっきりさせ、
イベントを成功させたいという気持ちを素直に語って
仲間としてイベントに対して一緒に向きあっていこう、という気持ちに
なりました。
人間関係などでちょっとうまく行かないとき、
深みにはまる前に足を抜き出す手助けをしてくれる本です。
物語の中のメンター「弓池さん」に教わることで、
読者も大局観を身につけ、気持ち的に成長することができます。
この本を再読し、大きな学びを得ることができました。
今後も折に触れて再読したい本です。 -
◆私は何を学ぶ為にこの出来事を体験しているのだろうか?
最近、「もしドラ」に代表されるような、ビジネス書をノベル化した類の本を書店でも目にするようになりましたが、当書もそのひとつ。難解で分厚いドラッガーやコトラーを精読できる読者からすれば「読み物」に過ぎない内容であることは否めませんが、私には丁度良いレベル感でした(笑) むしろ高校や大学で部活やサークルといったチーム活動に奮励している学生の方へ勇気のギフトとなる気づきがたくさんあります。
但し、「小説」としてではなく、ライトなビジネス書として読むことをオススメします。