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- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863292482
作品紹介・あらすじ
『逝きし世の面影』『江戸という幻景』『黒船前夜』『バテレンの世紀』に続く、日本近代素描。鮮かに浮かび上がる、名もなき人びとの壮大な物語。維新革命では、国民ひとりひとりの小さきものの幸・不幸など問題ではなかった。本書では、国家次元のストーリーではなく、近代国民国家建設の過程で支配される人びと=小さき人びとが、その大変動をどう受けとめ、自身の〈近代〉を創り出すために、どのように心を尽くしたかを描く。
感想・レビュー・書評
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いわゆる 教科書に大文字で書かれてしまう
歴史的な事柄、人物のことには
ーほんまかいな?
と思わされてしまうことが
ほとんどである
それで 渡辺京二さん、
その著作に触れることかが
「日本の歴史」を考えさせてもらう時に
一服の清涼剤になっている
ことが多い
権力者の都合の良いように
書き換えられたモノ
ではなく
我々の身の丈に合った
「日本の歴史」を思いたい
ー「ぼうふら」扱いされて来た名もなき人々の希求と努力こそ、日本の近代史の「中身」だと彼(長谷川如是閑)は言う。
まことに おっしゃる通り
と何度もうなづかされるばかりです。
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