天草島原一揆後を治めた代官 鈴木重成

著者 :
  • 弦書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863291904

作品紹介・あらすじ

捨身懸命の生涯。一揆後、疲弊しきった天草と島原で、戦後処理と治国安民を12年にわたって成し遂げた徳川家の側近・鈴木重成とはどのような人物だったのか。重成が実行した特異な復興策とその思想を、天草の鈴木神社宮司が浮き彫りにする。
どのような《復興策》を講じたのか。
・原城で死んでいったキリシタンを仏式で供養。恩讐も宗教の違いも越えた救済と融和を目指した。
・村民の心のよりどころである神社を復興。
・村内を再編成。移民を誘致。大胆な年貢減免。
・キリシタン対策も行う一方で、兄・正三が、庶民のための仏教と勤勉の哲学を説く。

著者プロフィール

昭和17年、熊本県天草市に社家の長男として生まれる。國學院大學文学部卒。長崎県立佐世保南高校・熊本県立水産高校・同天草高校教諭(国語科)、天草文化協会第6代会長などを歴任。現在、鈴木神社第15代宮司。熊本県神社庁研修所講師。著書に『評伝 天草五十人衆』(共著、弦書房、熊日出版文化賞)などがある。

「2019年 『天草島原一揆後を治めた代官鈴木重成』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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