最後の漂海民《西海の家船と海女》

著者 :
  • 弦書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863291676

作品紹介・あらすじ

辺境の海(=東シナ海)を駆け巡った無告の「海人(かいじん)」たちへの挽歌。甦る海人の系譜(白水郎(あま)―海夫(かいふ)―家船(えぶね))と環東シナ海交易圏(博多~琉球列島~中国・寧波~朝鮮半島)。
年間のほとんどを船の上で暮らした家船(長崎県西海市を拠点とした海人)と対馬の海女たちからの聞き書きをもとに、海に生きた人々の漁法、交易の方法、暮らしぶりから安徳天皇伝説・船霊信仰等民俗学的考察まで、海からの視点でまとめられた海洋文化論。環東シナ海をめぐる交易の多様さが浮かびあがる。

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著者プロフィール

1946年兵庫県淡路島生まれ。中央大学法学部卒業。68年毎日新聞社入社。熊本支局長、編集委員などを経て、2006年定年退職。著書に『境のコスモロジー 市・渚・峠』(海鳥社)『西海のコスモロジー 海人たちの時間と空間』(弦書房)。共著に『漂民の文化誌』(葦書房)ほか。

「2018年 『最後の漂海民 西海の家船と海女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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