それとは違う小津安二郎 —『東京の合唱』と『生れてはみたけれど─大人の見る絵本』のおもしろさを徹底解明

著者 :
  • 鳥影社
0.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 4
感想 : 0
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862658043

作品紹介・あらすじ

『東京の合唱』と『生れてはみたけれど─大人の見る絵本』のおもしろさを徹底解明

小津のサイレント映画は戦後の作品のための助走ではない! これらは実に多彩な人物とジャンルを扱った傑作映画であった。円熟期とはまた違った小津映画の面白さを照射する。

著者から読者へ
本書は戦前の小津映画を知っていただくための入門書です。それを念頭において小津に関連した監督や俳優にも触れ、当時の出来事や事柄にも言及しました。

著者プロフィール

1947年兵庫県生まれ。77年早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。
日本女子大学名誉教授。
著書に『開いた形式としてのカフカ文学』(鳥影社)、『向田邦子「冬の運動会」を読む』(鳥影社)、『向田邦子、性を問う─「阿修羅のごとく」を読む』(いそっぷ社)、『それとは違う小津安二郎』(鳥影社)。
翻訳にフォルカー・クロッツ『閉じた戯曲開いた戯曲』共訳(早稲田大学出版部)。他に『タウリスのイフィゲーニエ』試論(日本ゲーテ協会会長賞)、溝口健二『祇園の姉妹』─男性社会に反逆する芸者(『アジア遊学』118号)、向田邦子『家族熱』ノート(『ユリイカ』2012年5月号)、『精選女性随筆集第11巻向田邦子』解説(文藝春秋)、ドラマ『あ・うん』の一考察(『向田邦子文学論』向田邦子研究会編新典社)など。

「2024年 『向田邦子『あ・うん』ー「青りんご」まで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

高橋行徳の作品

最近本棚に登録した人

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×