陸軍特攻・振武寮: 生還者の収容施設

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  • 東方出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862490582

作品紹介・あらすじ

太平洋戦争末期、無謀な出撃命令で目的を果たせず引き返してきた特攻隊員たちは収容所に
隔離され、その資料はほとんど残されていない。体験者の証言を丹念に掘り起こし、無謀な
特攻作戦の真相と振武寮の実態を明らかにする。【4刷】

感想・レビュー・書評

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  • 出撃時は軍神と祭り上げられた特攻隊員が何らかのトラブルによって生還した場合、彼らは特殊な施設に収容されたという。それがこの書で取り上げられた振武寮。証言を引き出すのが大変だったろうし、出版後の反発や圧力も予想される。中味についての議論には関われないが、著者のバイタリティーには感じるところ有り。

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著者プロフィール

1933年福岡県生まれ。ノンフィクション作家。アリラン文庫主宰。読売教育賞、平和・協同ジャーナリスト基金賞ほか受賞多数。著書に『女たちの風船爆弾』(亜紀書房)『黒潮の夏 最後の震洋特攻』『重爆特攻「さくら弾」機』(いずれも光人社)ほか多数。

「2010年 『筑豊・軍艦島 朝鮮人強制連行、その後』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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