- Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861918896
作品紹介・あらすじ
"やくざ"スタイルだけど美術教師、破天荒すぎる高校野球監督。あの舌禍事件から2年。信念の指導者が真相を語る。
感想・レビュー・書評
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松江で似顔絵描いていただきました。熱い!熱い!
学校もマスコミもあの体質本当になんとかしてほしい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
[2015.19]センバツ高校野球での「末代までの恥」発言で話題となった島根県の開星高校野球部の元監督 野々村直通さんの本。自身の教育論が野球の指導にも通じていて、高校野球に対するアツい思いが詰まっている。
あの発言があったときは、私はまだ大学生だった。その後、仕事でご一緒することがあり、どれほど恐ろしい方なのかと思っていたが、お会いしてみると、真剣な眼差しはまさに野々村さんの生き方を物語っていた。
命懸けで生きる。
そうして道を切り開いてきた野々村さんの生き方を尊敬せざるを得ない。 -
めちゃくちゃすぎるだろっ、やりすぎだろって気はしたけど、面白かった。
チームを強くするための信念を感じた。 -
87点
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★★★★☆
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5/18読了。人生とは何かを考えさせてくれた。これを読むと今の高校野球はこれでよいのか、日本はよいのか…まで考えさせられる。
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今時いない熱血タイプの教師の本
直接は見聞きしていないが問題となった甲子園での一言、今の社会がいかに一人の人間を陥れることがたやすいかということがこの本でよくわかる。
第一印象は悪いが生徒に対する愛情があるのは確かこんな教師が一人でもいれば学校というものは変わるのかもしれない。
だが野々村さんも少しまずかったあれだけの度胸があったなら負けた時にも前向きに対応して欲しかった。そうすればその後のマスコミの対応も違ったかもしれない。
これからは教育評論家として活動するという楽しみな人がまた一人増えた。これからの活動を期待して待ちたい。 -
島根県の開星高校野球部監督で有名な野々村直通監督の一代記『やくざ監督と呼ばれて』。
野球部の監督人生を中心に、幼少期の想い出から青年期やそれ以降の生い立ちが力強く描かれている。
風貌は、たしかにヤクザ。で、美術監督。
本書カバーの絵はご自身で書かれたものらしい。
前書きは直筆された者を掲載されているが、これだけども十分にこの本の価値はあると思う。
日教組の批判、皇国日本、日本人に対する矜持が語られていて、読みはじめから惹きこまれる。
また、まえがきによると、『インタビューでそれをゴーストライターがやりかたは卑怯であり、それは著書とは呼べない』として、ご自身でしっかりと筆をもって著した本らしい。
しびれる。
が、文章は素敵だ。ゴーストライターが書いたような当たり障りのよい修飾を排除し、シンプルにそのまんまを書き記しておられる。そこがいい。グイグイと惹き込まれる。
ゴ-ストライターが書いていなくて、むしろよかったと思える。
読んでいて何度も涙がこみ上げる場面があり、列車読書では辛かった。
野々村監督の文章を読んでいると、魂に触れることができる気がする。そしてその純粋さに揺さぶられてしまう。
野球に興味がない方や詳しく無い方でも、関係なく楽しめる内容だと思う。
もっと読んでみたいと、もっと彼の思想に触れてみたいと思いつつ、最終の頁にたどりついてしまった。
が、「終わりに」に『いつか再びの機会があれば、教育について論じてみたいと思っている。』と!!
読みたい!待ち遠しい!
そういえば、
この本において、唯一、一部ミステリのように伏された箇所があったが、次回作で語られるんだろうか?
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内容紹介(amazonより)
「やくざ監督」と呼ばれ、多くの不良たちを拳と存在感で黙らせてきた野々村直通監督(島根・開星高校野球部元監督)、渾身の一代記。
高校野球監督としては珍しい美術教師で、ついた異名は「山陰のピカソ」。奇抜なファッションの「やくざスタイル」も、多くの高校野球ファンの度肝を抜き、愛された。
2010年春のセンバツでの「切腹」「末代までの恥」発言で物議を醸し、辞任へと追い込まれたが、瞬く間に8000名の監督復帰嘆願の署名が集まり、翌春より監督に復帰。その破天荒すぎる教師人生を、隠すことなくつづっている。
表紙の絵は本人自らが描いた自画像、題字も自筆。さらに「まえがき」は直筆で、挿絵まで担当…。まさに前代未聞の一冊が、満を持して登場する!
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【目次】
まえがき
プロローグ やくざ監督、辞任
第1章 生い立ち
第2章 広島大学
第3章 府中東
第4章 松江日大
第5章 松江第一
第6章 開星
第7章 最後の夏
3年生への手紙
塩田直也先生からの手紙
あとがきに代えて
終わりに
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