- Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861524295
作品紹介・あらすじ
侍、武士、鎧、兜……!
鎧武者に魅了された注目の美術作家、初の作品集。
サブカルと古美術、虚と実の間を行き来する時代感覚、豊富な知識に裏打ちされた迫真性を併せ持つ野口哲哉の初期作品から最新作まで約90点を収載。
古今の美術作品やグラフィックデザイン等、制作の源泉となった資料なども収載し、豊かなサムライ世界を紹介します。
執筆:藤本正行(國學院大學兼任講師)、加藤陽介(練馬区立美術館)
ブックデザイン:重実生哉
感想・レビュー・書評
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展覧会行ってきました!素晴らしい!甲冑はもちろん人物まで作り込んだ詳細なディテール(すね毛まで)、甲冑を来た人物の架空の来歴の出来。山口晃さんの展覧会もそうでしたが、ずっとニヤニヤしながら見てました。
この図録でも藤本正行さんの解説がいいな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
誰も殺さないし、誰からも奪わない
こんなお侍さん達が大好き。 -
武者分類図鑑がTVでも話題になったアーティスト・野口哲哉氏の初期作品から最新作まで約90点の図録作品。
古今の美術作品やグラフィックデザイン等、制作の源泉となった資料なども収載し、豊かなサムライ世界を紹介します。
(759 人形. 玩具 ) -
声が出た美術作品って久しぶりなんです。
出会いは「日曜美術館」での、数分程度の展覧会予告でした。
強烈なインパクトに思わず「はい?!」と噴き出す。
展覧会には行けなかったのですが、その後も未練がましく思いだしては、作家のことを度々検索する自分。
ちょうど2週間前でしょうか。地元の美術館にこの図録が平積みになっているのを見て、
有名になった旧友に再会した感動を覚え(勝手に)
お金をおろして買いました。
今でも元気をもらいたいときに眺めています。
欲を言えば本物が見たい。 -
事実と虚がうまく混ざっていて面白い
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京都であった「野口哲哉の武者分類図鑑」を観て
おもしろかったので購入。
なんとも心惹かれる「ふわっ」とした武者たちと、
あたかもそこにほんとに存在しているかのような
作者の注釈が楽しすぎて、
作品を見ながらワクワク、にやにや。
ファンタジーとリアルのさじ加減が絶妙。
お気に入りは小兵図と澤村大学助吉重おじいちゃん。 -
野口哲哉展「野口哲哉の武者分類図鑑」の図録であり、初作品集。
フィギュアのリアルさとすっとぼけた表情がなんとも可笑しく楽しい。