この世で一番大切な日 (Sanctuary books)

著者 :
  • サンクチュアリ出版
4.10
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本棚登録 : 287
感想 : 46
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861139550

作品紹介・あらすじ

"おばあちゃんと食べた思い出のお寿司"。"しわくちゃになるまで大切にしていた肩たたき券"。"カメラを質に入れて精一杯のお誕生日会"など31編。

感想・レビュー・書評

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  • 「奇跡のボーダー模様」と「2つのバースデー」がいい。
    ボーダー模様は読んで聞かせるだけで一級の道徳資料になる。
    2つのバースデーを読めば、世の中にはいろんな「誕生日」があることに思い至る。生きながらにして生まれ変わる、ということもそう言った意味では誕生日になるのだろう。

  • 誕生日が毎年めぐってくるのは当たり前のことじゃないんだと思った。

    大切な人が一つ年を重ねて、成長して、また新しい1年を迎える大切な日を、一緒に祝えることに感謝しよう^^

    本を貸してくれた友達へ>Thanks!

  • 心溢れる誕生日の
    31ものストーリーを集めた本。

    通勤途中、思わず目頭が熱くなり、
    全身に鳥肌が立った。
    大人になると、何故か自分の誕生日を祝わなくなり、
    友達の誕生日についても特に関心がなくなってしまう。


    でも、そうじゃないんだ。

    来年同じように誕生日が来るとは限らない、
    同じ人と祝えるか分からない、
    今日という日を生きていることに感謝する。そうやってかけがえのない日を祝っていきたい。


    成功は誕生日みたいなもの。
    その日から新しい日々が始まるから。
    何かを祝えるって本当に素敵。

  • 泣いて、泣いて、笑顔もくれた本。私は、見知らぬおじさんのエピソードとドラえもんのエピソードがすきです。うん!うん!この間、人の誕生日を全力で祝ったからこそ、誕生日の大切さに気づいた。良いエピソードだけではないけれど、エピソードを集める人がプラスなきもちだと、読む方もわくわくします。私は電車で泣きましたが、むすっとしたサラリーマンに、奇跡のバスケットシューズのお話とか読んで欲しいです。うるっとなることってかっこ悪くない。むしろうるっとなる人程愛を知ってるんだろうなあとこの本を読んで感じました。幸せな本に見えて、幸せを実感してる人らに出会えました!!!!

  • 誕生日って嬉しいだけでなく、ちょっぴり悲しかったり切なかったり照れ臭かったり、人の数だけ様々な誕生日があるんですね。

    自分が産まれた日を覚えてくれていて、「おめでとう」と言ってくれる人がいることにもっと感謝しなくてはいけないなと改めて思いました^^

    ドラえもんの「ぼくの生まれた日」は感動的ですよねーいつも泣いてしまいます。

    (中央図書館)

  • 渡辺道治先生のvoicyで紹介された感動エピソードが、この本の中に収録されていると知り購入。

    心がジーンとするような良い話が31話載っている。短編集なので、さくさく読み進めることができた。電車の中で読んでいる時、少し涙ぐむこともあった。ただ頻繁に「死」の場面が出てくるので、そこは少ししんどかった。

    エピソード14「奇跡のボーダー模様」のお話を渡辺先生の読み語りで聴いた時は涙が止められないほど感動したが、自分で読書すると感動が薄いというか、流れていくというか…
    内容を耳から聞くことも大切だと改めて感じた。子どもへの読み聞かせをたくさんしようと思う。

  • 感動の31話

  • 最初のお話ステキやなーー。

    でも、少し悪い気持ちも働く。
    年に一回会うだけで、いつかは戻れるかもって思わる浅はかさよ...。
    子育てをなめちゃいかんよ。
    でも、そうおもっちゃう位、妻子をかえりみてこなかったんだね。家族って特別なうちはまだなってなくて、〝日常〟を一緒に過ごせることで〝家族〟になるのかな、と思った。

    一つ一つが短編になっているので読みやすい。
    誕生日にまつわる話って、みんなそれぞれ持っている気もする。
    親の気持ち、子の気持ち、いろんな立場のいろんな感情に触れることのできる本だった。

    エピローグ12
    料理は手紙のようなものだね、そこにこめた気持ちとか言葉が、味を通して心に届けられる。そして本当に贅沢なものには、誰かの強い気持ちが込められている。しっかり心から味わって、はじめてそれが贅沢だとわかるかもしれない。

  • 誕生日に読みたくなる。

  • パパのカメラ、家族にとってのプレゼントが特に良かった。
    誕生日は祝ってもらうだけじゃない、家族やいつも自分を大切にしてくれる人に感謝する日だと思いました。
    本当にこの本に出会えて良かった!中学生の頃ぐらいに買ってもらいましたが、大学生になった今でも読み返す一冊です。

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