図解 うまくなる技術 行動科学を使った自己成長の教科書

著者 :
  • サンクチュアリ出版
4.05
  • (5)
  • (12)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 143
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861131875

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • わかりやすく、実践的、書き込み式もあって、使いやすい。
    この一文かなぁ。

    石田さんの行動科学の話は分かりいやすいと思う。最初の頃に出していた作品から、あ、この方いいなぁと思って、新刊で買うまではいかないけれど、古本屋さんで見つけたら割りと買うことが多い。

    見やすくするためだろうけれど、黄色がちょっと目にくるね。夜に読むことが多いから余計に。

  • 上達するには、精進あるのみ。素質がなければ練習量で補え。百発百中の一門は百発一中の百問に値する、100本ノックに1万本3ポイントシュートに界王様の修行、だけど涙が出ちゃう女の子だもん…。

    日本人は努力や練習が好き。しんどいことをたくさんしないと上達しないと思っている人も多いと思うし、ある意味正解だと俺も思う(古いタイプです)が、では努力や練習ってどうやってするの?って訊かれたら、きちんと答えられるだろうか?

    俺は運動音痴で、スポーツ全般が全て下手である。野球サッカーバスケ…小学校から社会人の接待ゴルフまで、球技に関してはエエ思い出がほとんどない。球技以外でも飛び込みしたら腹打ちでゲロはくし、スキーしたら嫁さんにぶつかって骨折させてしまうし(よー離婚されへんかったことだ)、ダンスは愚か盆踊りでもぎこちなくて楽しめない…。

    だから、運動はできるだけ避ける生活をずっと送っていた。さすがに中高年になってくると生活習慣病候補者になって、ハイキングや登山など競わない運動をするようになった。まさかそこがきっかけで、ボルダリングとランニングにはまることになろうとは…。

    閑話休題
    ということで、運動音痴な俺がボルダリングをやってランニングをやってるけど、当然上達は人より相当遅く、焦って練習量を増やしたら故障するし、一体どうしようかとわらをも掴む思いで手に取ったのがこの本。

    多分優れた人はこの本に書いてあることを当たり前にやっていているんだと思う。だから彼らは「練習は大事、努力は大切」とだけ言う。
    でも運動音痴の俺は、努力とか練習って何なのか?を知らなかったんだとこの本を読んでわかった。練習とか努力の概念をきちんととらえ直し、正しい取り組み方を知っておけば、不器用なりに少し効率的に少し楽しく上達できそうに思う。

    この本は、好きなものがあるけどそれが苦手で、練習しても上達しない人に何か啓示を与えてくれる。上手い連中が経験則で普通にやっていることを、下手な人用に解説してくれている。
    もう少し頑張れるかな、と思えた1冊。しっかりメモを取って何度も読み直そうと思った。

  • 0 どんな本?
    目標に至る道を行動科学と言うアプローチで教え
    てくれる本。分かりやすくてすぐ読める有用な本。

    1 何で読んだの?
    (1) 普遍的な努力の仕方を学びたい。
    (2) 継続のコツや考え方が知りたい。
    (3) 日々の生活に落とし込んだ状態になりたい。

    2 構 成
    11章構成184頁。図が多くてすぐに読めちゃう。
    プロローグでの行動科学の説明から始まり、自己効
    力感に言及して終わる。

    3 著者の問題提起
    何をやっても上手く行く人とそうで無い人の違い
    は何でしょう?

    4 命題に至った理由
    行動科学の観点から説明できるから

    5 著者の解
    上手くなる為の11の行動技術を持っているかどう
    か。

    6 重要な語句・文
    (1) MORSの法則(目標や行動は計測、観察、信
    頼、明確化出来る事)
    (2) 〆切と目標は数字で設定
    (3) 継続と達成の二つの軸で目標達成に向けた行動
    を書き出す。
    (4) スモールゴールと褒美
    (5) プロレプト→行動が起こる仕組み→習慣化
    (6) 情報収集に時間をかける。やらない事を決める
    (7) 手本の観察(姿勢、手順、タイミング、速度)
    (8) 行動分解(自分と手本の行動分解をして比較)
    (9) 結果では無く行動にフォーカスする。
    (10) 質問する。
    (11) フィードバック(出来た事、改善点、改善の為の
    todo)
    (12) ピンポイント行動
    (13) ご褒美(スモステの度に。ワクワクすれば何で
    もOK)
    (14) エドガーデールの経験の円錐(すぐに教える、
    質問をしてもらう事。)
    (15) 過剰行動を減らし不足行動を促す環境設定。
    (16) 大会にエントリーしちゃう(本番を設定)
    (17) 目標達成前に次の目標を決める。
    (18) 嫌い苦手な事からやる(1日の最後は楽しいで終
    える)
    (19) 成長曲線(上手くなる直前が1番成長を感じ
    ない)
    (20) 五感で達成を妄想する。

    7 感 想
    早く自分の計画に反映させたいと感じた。
    一番刺さったのは大会にエントリーしちゃう事。次
    から何も考えずエントリー。
    深く知りたい事はピンポイント行動の見極め方。
    人に勧めるなら結果はコントロール出来ないけど
    行動はコントロールできると言う考え方。
    図が満載で分かり安かった。
    タイトルの上手くなる技術は読者が上手くなるの
    をかんじたらピッタリだと思う。

    8 todo
    (1) スモールゴールにご褒美の設定(手帳で管理)
    (2) 大会には直ちにエントリー。
    (3) 情報収集とやら無い事を決める。(手帳で管理)
    (4) 質問を計画する。(ノートに反映)
    (5) 改善の為のtodoをする時間を決める(手帳で管
    理)

    9  問 い
    幸せとは?

    10  答 え
    結果では無く過程である。

  • うまくなることを科学的に。
    とても参考になった

    これから取り組むことに、本を活かしたい

    1人ブレストのチェックリストは使えそう

  • 行動科学を使った自己成長の教科書。

    イラストが多く、テキストが少ないので読みやすいです。イラストもかわいくて見てて楽しい。
    しかし、テキストが少ないというか少なくまとめられているので、自分の目標に自分の頭で当てはめて落とし込む作業が必要ですね。
    いくつか気付かされる項目がありました。
    大人だけでなく児童・学生も読むと良さそうです。

  • 大体のことは知っていた。
    実行できているかと聞かれると出来てないけど。
    思い起こさせてくれた大事な一冊。
    子供に読ませます。

  • 行動するための、目標設定、行動分解、続ける仕組みなどがわかりやすく、読みやすく記述されていた。

  • ~すべき、という思考は心が拒否反応を示すのでNG。~しない、に変える。
    0か100、で捉えない。できたことに目を向ける。
    行動にメリットを与える。
    締め切りと目標を数字で設定する。
    使える時間を概算する。
    やらないこと、を決める。
    90分単位で密度の濃い練習をする。
    行動を開始する時間も決める。
    上手い人に質問する。
    行動の見える化。記録を取る。
    ご褒美とペナルティーを設定する。
    自分が習得したことを人に教える。
    サポーターを募る。
    頭と身体をバランス良く使う=体を動かしながら記憶。
    行動しやすい環境を設定する。誘惑を遠ざける。
    失敗は、実験の成果と考える。

    プレインストーミングのチェックリスト
    転用=他に使いみちはないか
    応用=他からアイデアを借りられないか
    変更、拡大、縮小、
    代用、置換、逆転、結合。

    目標は書き出して仮決めする。とりあえずやってみる。
    やらないこと、を決める。時間を作り出す。
    行動開始の時間も決める。
    気乗りしないことから手を付ける。
    行動しなければ失敗はないが成功もない。

  • 図解と書かれているだけあってうまくなるための技術は非常にすっきりとまとめられています。

    わかりやすく書かれている分ちょっと内容が物足りない感じもありました。

全10件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

社団法人行動科学マネジメント研究所所長。社団法人組織行動セーフティマネジメント協会代表理事。株式会社ウィルPMインターナショナル代表取締役社長。米国行動分析学会ABAI会員。日本行動分析学会会員。日本ペンクラブ会員。日経BP主催「課長塾」講師。
アメリカのビジネス界で大きな成果を上げる行動分析を基にしたマネジメント手法を日本人に適したものに独自の手法でアレンジし、「行動科学マネジメント」として展開。精神論とは一切関係なく、行動に焦点をあてた科学的で実用的なマネジメント手法は、短期間で組織の8割の「できない人」を「できる人」に変えると企業経営者や現場のリーダー層から絶大な支持を集める。これまでに指導してきた企業は1,000社以上、ビジネスパーソンはのべ30,000人以上にのぼる。

「2022年 『行動科学のビジネス手帳2023 ネイビー・見開き1週間週間レフト』 で使われていた紹介文から引用しています。」

石田淳の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×