- Amazon.co.jp ・本 (25ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861013676
作品紹介・あらすじ
人間の親子が読んでいる絵本に夢中になるオオカミ。
ぐうぜん、その本を拾いますが、じつは字が読めなくて……。
「はなしのつづきが よみたい、しりたい!
だれか よんでくれー!」
オオカミの願いを叶えてくれたのは、一匹のうさぎ。
けれどもオオカミとウサギは食べる・食べられる関係……。
さあ、ふたりはいったいどうなるのでしょう?
感想・レビュー・書評
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この本はいいわあ
フランスの著者
ベルギーの画家
そしてほむらひろし訳
だからでしょうか?
味わい深い
みんなに恐れられるオオカミ
見るからに怖そう
でも「このえほんがよみたい!」
それだけ
だけどだれも……
愛らしいウサギのぼうや
ラストのページ
涙が出そうでした
≪ よんでくれ すてきなおはなし よんだげる ≫詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
おおかみを見たら、食べられちゃうと思って逃げる!という動物たちの反応は、仕方がないものなのでしょう。それを覆したのが、「絵本を読んでほしい!」一心なのでした。やっぱり読書って素晴らしい! ねっ!
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オオカミが人間の親子が絵本を読んで聞かせるのを夢中で聞き入るのですが、人間の親子は途中で帰ってしまいます。
落としていった絵本を拾ったオオカミは話の続きを知りたいのに、字が読めない、読んでもらおうと思っても周りの動物たちはオオカミに食べられると思って近づこうとしない。
オオカミが主人公というところがミソですね
一般的に強くて恐がられているオオカミの絵本の続きが読みたいのに読めないというジレンマがコミカルに描かれていて面白い。
オオカミを信じようとするウサギ、読んだあとに食べられてしまうかも…という葛藤。
ラストがステキです。
絵本って、本を読むことって、なんて素敵なのだろうと再確認させてもらえました。
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〝「誰だ?俺の昼寝の邪魔するやつは?」オオカミは、ぶつぶつ言いながら楽しそうな笑い声のする方へ、そーっと近づいてみると...お父さんが女の子に絵本を読んであげていました...その面白さといったら! オオカミはうっとり...いつもなら、ガブリと食べてしまうところですが、お話しの続きが知りたくて我慢するのでした...〟偶然に絵本を手に入れたオオカミは、字が読めない「誰か、この本読んでくれー!」。森の動物たちに頼んでも、怖がって相手にしてくれない。 願いを叶えてくれたのは、一匹の兎!・・・。
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穂村弘さんの訳だし、トムとジェリーのようなオオカミのイラストだし、
新しい絵本、手に取って読みました。
こんなに優しい気持ちになれることってあるんですね。
ふわっと心に入り込んでくる。
オオカミがあんなに近くにいるのに、大人は気づかないとか、絵本を落としたんだから、困ってるかなとか。そんな感想は照れ隠し。子供たちは静かに聞き入っていました。こういう奇跡って、絵本だと起きちゃうんだ。 -
人間の親子が読んでいる絵本に夢中になるオオカミ。
ぐうぜん、その本を拾いますが、じつは字が読めなくて……。
「はなしのつづきが よみたい、しりたい!
だれか よんでくれー!」 -
不器用なオオカミがいじらしい。
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おおかみがひろったえほん。じがよめないおおかみはいろんなどうぶつによんでほしいとおねがいするがことわられてばかり。そんなときちいさなうさぎがよんでくれることになり……
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5歳