- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784860114299
作品紹介・あらすじ
お酒を飲まない人たちによるアンソロジー。
感想・レビュー・書評
-
すごく良かった。酒飲みが楽しくお酒を飲んで知らない人と仲良くなったりする話も好きよ?好きなのだけれど、下戸による下戸あるあるには心の底から「ですよねー!」という気持ちにさせられた。
巻末に「ジンジャーエール二大派閥」が載っている意味、分かるかい…?私には分かる下戸だから。ソフトドリンクの中で一番お酒っぽい感じがするのがジンジャーエール。特にウィルキンソン。
ソフトドリンクの定番メニューにはうんざりだ。刺身に合うドリンクを作ってくださいおねがいします。
(とはいえ私の友人たちは私が開宴と共に白米を頼んでも嫌な顔ひとつしない良い人たちだ。)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この本の中に語り合える下戸仲間がたくさんいた!
-
お酒が飲めない人、お酒は飲めるけど周りの飲めない人についてのエッセイ。
小松政夫が植木等について語る章が面白かったー。 -
他に類を見ない、下戸の本音や矜持、生態をまとめたアンソロジー。昔は下戸、今ではお酒の虜になってしまった自分には懐かしい内容が多かったです。酒以外の酔い方講座、酔っ払いの気分が分かるブックガイド、バー気分を味わえるスポット紹介などもユニークです。
-
宮田珠己とラブレターズ塚本の名前が気になり手にとってみた。
-
私もお酒飲まない派だからおもしろそうだと思ったんだけど、下戸ってメインテーマにするような話題ではなかったなって。
-
期待してたのと違った
-
本邦初!?下戸の本音をたっぷり集めました。下戸の矜恃、夜のお出かけ、酔わない文壇、過激な健全ロック入門、ソフトドリンカー魂の叫び。酒飲み選・酔っ払い気分が分かるブックガイド。(アマゾン紹介文)
マイノリティーアンソロジーの1冊目。2冊目の『痛風の朝』も良かったので、今後も期待。
内容は下戸の悲喜こもごも。悲の方が多いかなぁ。気持ちはわかる。 -
お酒が飲めない人たちをテーマにしたエッセイ集。書き手も下戸の人が多い。
下戸にとっての恨みつらみや、メリット・デメリット、上戸から見た下戸像などが思い思いに書かれているが、どのページも毒にも薬にもならない、負け犬の遠吠えのようで、正直言ってあまり面白くなかった。
本の雑誌社だけあって、文筆家や著名人で下戸だった人をたくさん調べ上げている人が多いが(夏目漱石率高し)、自分と同じ位置に引き下げて満足している様が、下戸という以前に、人間としての卑屈さのように見えて嫌な感じだった。
一冊まるまる、スランプに陥った雑誌の特集号のようだった。 -
ゲコノミクスなど、あえて飲まない人が増えていることが気になり読んでみた。個人的には飲める方だと思うし、夜に酒を飲みながら本を読むのが楽しみ。食事に合わせて酒を飲むのも好き。
飲める人ほど、飲めない人の気持ちを知ることは大事と思う。タバコは周りにも悪影響を及ぼすのでダメと言われるが、酒は寛容なことが多い。
ただ、ギャンブルのように中毒性があるので同じようなものであり、これを知らないと人生を損していると言われる点も似ているかも。私はしないが、やった人がはまる物として、ゴルフなどのほうがよっぽど健全なのかと感じてしまった。
内容と関係ないが、下戸の人との飲みも、中華やエスニックなど食事メインの店にして、飲んだ分多く払えば問題ないと思う。