天使は本棚に住んでいる (吉野朔実劇場8)

著者 :
  • 本の雑誌社
4.24
  • (12)
  • (8)
  • (4)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 116
感想 : 13
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860112875

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 単身赴任の旦那が赴任先へ帰り、しばらくすると
    ジェンガ状に積み上げられた本のタワーが部屋のあちこちに出現し始める。
    ほっとくと続々爆増してゆくし、とにかくもろくて崩壊しやすいという点において、家族には不評極まりない建造物ではあるが、
    天使が住み心地良さそうにしているのはわかる。

    著者の読書エッセイコミックであるこのシリーズが大好きなのは、
    よそん家にいる個性豊かな天使の顔が覗けるから。
    中には見覚えのある子や馴染めなかった子、縁遠いけど気にはなってる子なんかもいて、いちいちテンションが上がる。
    羨ましいのは著者の読書仲間。
    自分では読まないジャンルの本の情報交換によって、よりいっそう天使が舞う空間が広がる。
    リアルでは汚部屋でも、天国にはより一層近くなる。

  • 一人暮らしを母親に
    食事を作ってあげる 吉野先生。
    ああ 私もいつか吉野先生の母親のように
    娘の言うことを聞かない 母親になるだろう
    未来の自分が見えるようだ

  • 第52回アワヒニビブリオバトル「マンガ」で紹介された本です。
    チャンプ本
    2019.05.07

  • フーン。

  • 書評じゃないのに興味をわかせるコミックエッセイ。お友だちがとても興味深い面々。『戻ってきた「猿の手」』は捨てても戻ってくる人形みたいで怖いかも。

  • 読書エッセイマンガ。
    ドストエフスキーから黒い家まで、幅広い読書域に感服。独自のこだわりが面白い。
    知らないものが結構あるので読んでみたい。

    でも、もうドストエフスキーは無理…かな

  • 本にまつわるコミックエッセイ+α。結構最近まで普通に生活していた様子で何とも切ない。このシリーズで紹介された本は、読んでみようかと思いながら、結局読んでないかも。もっと読書時間を作らないとなぁ。

  • 2016年7月18日購入。
    2016年12月13日読了。

  • 本のレビューじゃなく、この漫画家のファン向けの本でした。私、読んだことないから…

  • 最後の吉野朔実劇場。最後まで興味深い本ばかり。

全13件中 1 - 10件を表示

吉野朔実の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×