病気にならない暮らし事典-自然派医師が実践する76の工夫-
- セブン&アイ出版 (2016年11月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
- / ISBN・EAN: 9784860087074
感想・レビュー・書評
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凄まじく良い本だった。
評価に6があれば付けたい。
「自然に帰れば帰るほど不健康から遠ざかる」
これを意識していけば食品の選び方から生活習慣の軸が出来ると思う。
栄養学に関しても、もう一つ突っ込んだところまで書かれているのでありがたい。
例えばオメガ6の中でも分かれていて、動物性脂肪がアラキドン酸、植物性脂肪がリノール酸。
といった感じで自分が普段あまり着目出来ていない部分についても丁寧に書かれていることがありがたい。
文面からも著者の人間的な大きさや優しさ、頭の良さ、中立的に物事を見ている俯瞰具合など、医師としても信頼されているのだなという部分を感じた。
3回以上は読み返したい一冊。名著です。
・西洋医学では即効性の治療に必要性はあるが、慢性病などには弱い。
「身土不二」
人の体と住んでいる場所は密接に関係していて、人が産まれ育った土地に住む人の健康なのは、そこで育った農作物が最も適した時期にとれるという考え方。
イヌイットはあざらし、サモアはタロイモ、マサイ族は牛乳5ℓ〜10ℓ。
「一物全体食」
生きているものは全て丸ごとで完全体であり、栄養価のバランスも取れているという意味。
例えば白米じゃなく玄米。小麦粉や精白粉ではなく全粒粉、野菜の皮や根などの全体で一物ということ。
・日本人の平均寿命は世界一。
寝たきりの人数も世界一。
・何事にも賛成派と反対派が居て、そこで自分達の意見を押し付け合うのは無駄。
自分が賛成だと思う方との意見が近い人と情報を共有し合うことが必要。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自然に沿った生活。
子を持つ親として知っておきたいこと、取り入れたいことが沢山書き記されていた。
全部じゃなくていい。出きることだけでいいので、暮らしを改める余地があることを考えさせられた本。 -
考え方は面白いし、個人的には興味を持った。
が、現代医療を頭から否定するようなメッセージを医学の知識がない人に向けて発するのは、医師の専門職倫理から考えていかがなものかと思う。
医療専門職同士の議論の場や、コメディカルや介護専門職やリハ専門職などに限定した場で自論を述べられるのは、それはそれで自由だと思うのだけど、読む人によっては『フェイクニュース』になりかねない内容だと思うので。 -
取り入れられるところと、難しいところと、疑問なところと。
食や、生活について、もう少し具体的にあればよかったなぁと。でも全体的にはいい本というか、そうあればいいなぁとは思うが・・・。
作者について、疑問を唱えている人もいるので、全部鵜呑みにすることがないよう、一つ一つ、自分で判断できるような知恵をつけていきたいが、これもまた難しい。
・じつは親が子どもの話を聞いているつもりでも聞いていないことが多い。まずは誠実に子どもの話を聞く。愛情や思いやりをもついっぽうで、一貫性をもって、礼儀や厳しさもしめず。
・フッ素による健康被害、環境汚染。
・アレルギーは対処療法ではなおらない。
・がん治療の基本は生活習慣を根本的に改善すること。
・牛乳はあらゆる病気の要因
・電磁波
牛乳など乳製品をとることについては、知っておかないと。でも全くなくすというのもどうかなぁ。
あと電磁波。電子レンジって食品の質を変化させるんだっけ?どう変化させるのかまで書かれていないから、よくわからなかった。水分量が変わるってことは、何が変わり、どう悪いのだろう。
ところどころ、これはなぜ?というところがあり、この情報の出所ってどこなのかなぁと思うところもあり。
(自分が知らないことが多いということだが)
自然派を謳っているお母様方も多いが、どうして、なぜと聞いてもちゃんとした答えが返ってこない。
もう少し踏み込んで話をして欲しい。
自然派導入としては入りやすい本。だけど、どれを信じ、実行するかは、自分で決めないと。 -
牛乳はよくない理由など。ちょろっとしか読めていないので再読
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◆きっかけ
ブログ「笑って暮らそう」2017/6/2 -
食や環境、医療など病気にならないための知識をよくここまでまとめたなと感動しました。
さっそくいろいろ実践してみます。