北欧で見つけた気持ちが軽くなる暮らし (正しく暮らすシリーズ)

著者 :
  • ワニブックス
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本棚登録 : 395
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784847099618

作品紹介・あらすじ

「北欧、暮らしの道具店」の店長も
今日から真似できると絶賛!

スウェーデン人の夫と、北欧の人々から学んだ、今だからこそのおうち時間。

仕事も暮らしも恋愛も子育ても。なんでもマジメに頑張りすぎてしまうあなたへ…。
同じように、一生懸命頑張りながら、迷ったりつまずいたり。
そんなふうにふつうに日本で生きてきた30代の女性が北欧と出会って、気づいたこと、学んだこと。
日常をより心地よく、日々をよりハッピーに過ごすためのヒントが満載です。
等身大の気持ちが素直に書かれているからこそ、まるで友だちとおしゃべりしているかのような気持ちに。
きっと静かに心に響く言葉が見つかり、発見があるはずです。

北欧のお宅訪問! 北欧ごはんのレシピなど、今日からすぐ実践できるエッセンスも満載!

CONTENTS
1章 自然
北欧の長い冬が教えてくれたこと
最初に誘われたのは、お茶ではなくハイキングでした
2章 暮らし
子育てはどっちが正解か悩む。日本式?スウェーデン式?
これでいいんだ! 北欧流のお気楽なおもてなし
北欧の人たちがものが少なく、すっきり暮らしている理由
3章 時間と気持ち 
北欧の時短家事テクニック。そのコツは合理性にある?
楽しみは自分で作る。休日が充実する小さなアイディア
子どもには、退屈な時間が必要?

感想・レビュー・書評

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  • 学生時代、北欧に憧れて旅をしたことがある。
    デンマーク、そしてノルウェーと。
    特にお気に入りは、オスロからベルゲンまでの車窓風景。北海道のような牧歌的な風景から、川に映る山々、小さな町並み、教会、全てが新鮮で初めて電車に乗った子どものように興奮していた。
    あの時は観光しかしていなかったから、北欧の人達がどんな暮らしをしているかずっと気になっていた。
    先日、SNSのタイムラインにこの本が流れてきた。
    「これだ!」と注文し、あっという間に読んでしまった。
    ゆとりがあった。何もしないことを楽しんでいた。
    効率的に仕事をして、家で過ごす時間を楽しんでいた。そのための工夫がたくさんたくさん載っていた。
    何よりビックリしたのは、寒い時でも窓を冷気を入れて眠る習慣があること。そして、1歳を過ぎたら自分の部屋を与えられ、自分で一人遊びをする家もあるとのこと。リビングルームにテレビを置かず、その部屋ではスマホを使わない約束をしている家もある。うーん、なるほど。
    本の中の写真が北欧の家や生活の雰囲気をイメージしやすくしてくれる。
    白夜、極夜を日常にしていくには複数の趣味と楽しむ工夫が必要なのか、、、。

    面白かった。取り入れたいのは心のゆとりと退屈な時間。「子どもにも退屈な時間が必要」含蓄がある。


  • 私に必要なのはこんな北欧のような暮らしなのかもしれない。
    有給は5週間くらいあって、みんな一斉に夏休みをとったりするから1ヶ月くらい不自由な生活になるけど、お互いさまだから仕方ないか!って感じでおおらかに生きてる。
    そうか、おおらかって言葉がよく似合うんだ。
    でも冬でも窓を少しだけ開けて寝るとかかなり勇気がいるなぁ。
    換気はバッチリだろうけど。


  •  大好きな本の1つになりました。
     とても癒される。素敵な考え方をたくさん吸収させてもらいました。ゆるく周りの人や自分を大切に生きていきたいです。
    図書館でふらっと手に取ったのですが、最近よく聞いていたPodcastのラジオの方と同じ職場で働かれていたことを知り、なんだか不思議な縁を感じました。

    p23 気持ちが沈んだとき
      趣味は体を動かすものと家で楽しめるもの2つ以上もつこと。
      とにかく体を動かすこと fitness blender
      あたたかい洋服を持つこと

    p42ソーシャルルーム 
      テレビなしスマホを見るのもし禁止
      向かい合わせにソファを配置

    p75キャンドル 天気の悪い日寝る前に 大小の
      ランタン ベランダに

    p80 金曜の夜のんびり500mlマグカップ
      ちょっとだけ贅沢フルーツ

    p87 おもてなし がんばらないこと
      飾る花は、同じ色•同じ種類を
      お菓子は可愛いお皿に 
      メインの明かりはは決してキャンドル
      ご飯ができるまでボードゲーム

    p119夏休み 
      1つの旅行先 キッチン付き宿
      お気軽キャンプ

    p123大事なのは、家族でゆっくり過ごすこと。そして、自分の時間もきちんと持てること。みんながみんな、そこにまっすぐに向かっているのです。忙しいと目の前のことにいっぱいいっぱいになりますが、そんな時にこそちょっと立ち止まって、「自分にとって何が大切なのか?」を考えるようにしたいなと思っています。

    p147 エコ
       肉を食べない日をつくる 
       ユーズドアイテムにお世話になる

    p149.「『今はみんなと話しているから、ちょっと待っててね』と言えば、わかってくれるよ。それに子供だって退屈な時間も必要なんだからね」
         
    p163 家族の好物をおみやげに 親にこまめに連絡

  • 綺麗な風景や、美しく整えられた一般家庭のお家など、素敵な写真がたくさん載っていて、ウキウキしました。北欧の暮らしのエッセンスが詰まっていて、そこから伺い知れる人々の暮らしぶりに、肩の力をふわっと緩めてもらえたような気がします。北欧の人々の生き方は、今わたしが求めているものと共通することが多く、憧れの気持ちは更に強くなりました。
    でも、憧れは憧れのままでいいかなぁ。日本で暮らすことの幸せを日々大切にしていきたいと思います。

  • 読むだけで落ち着く

  • ノルウェーで過ごされた経験をもとに、北欧スタイルを教えてくれる一冊。
    かいつまんで読んだ感想は、北欧の人たちは自分の人生をかなり意識し、毎日を、日常を、よくするためにどうしたら良いか、常に考えているイメージ。そういう伝統、風習があるのかもしれないけど、素敵な文化だなぁと思う。日本が食ならば、北欧はインテリア、というくらい、そういうテレビ番組も多いとのこと。

    自分も今ある身の回りのものを大切に、毎日を心地よく、大切に、かみしめながら、過して行きたいなあと。見逃していたことがたくさんありそう。
    完璧にしようと思わなくていい、そりゃ損だなと感じた!

  • 北欧に憧れて住んでみたら、実は想像と違って日本に戻ってきたお話、でしょうか。おしゃれなインテリアが取り上げがちだけど、この本にある生活の現実を知ると旅行がちょうどいいかな、と思えた。

  • 北欧での「当たり前」に目から鱗が。
    参考にできる部分は取り入れたい。

  • グランピンク施設の図書スペースで見つけて読んだ本。素敵な環境で読むのにぴったり。
    スウェーデン人のライフスタイルや気持ちの持ち方、気質について書かれた一冊でした。お国柄のその背景にある自然や環境についても書かれていて、なるほど〜と納得。読んでるだけで癒されて、そして気づきが多くありました。
    暮らしや人生を豊かにする工夫、無理しすぎずに合理的に考えること、自分が機嫌良く過ごせる時間をもつこと、何もしない時間も大切で頑張りすぎないこと。
    日本とは違うところがたくさんあって、なかなか北欧のようには過ごせないけれど、参考にしてみたい内容でした。

  • ・スウェーデンでは、週の真ん中を「lillordag(リッロールダーグ)」と呼び、少しならお酒を飲んでいい事にする「小さな土曜日」があるそうだ。

    「今日は小さな土曜日だから、ちょっとだけ乾杯しようか!」なんていいながら、少しだけお酒を飲んでリラックスした時間を楽しむ日があるという。

    ・たまの「おしゃれの日」を作る

    ・察してくれるのを待たない

    等々、「楽しむ」ための習慣が書かれていた。
    人生を楽しむ、というより暮らしを楽しむ感じが良かった。

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著者プロフィール

著者プロフィール
桒原さやか(くわばら・さやか)
ライター・エッセイスト。
「イケア」勤務を経て、ウェブメディア&ショップ「北欧、暮らしの道具店」の初期スタッフとして6年働く。スウェーデン人の夫である、オリバー・ルンドクイストといっしょにノルウェー・トロムソに移住。1年半の滞在後、帰国し、現在は長野県松本市に在住。
著書に『北欧で見つけた気持ちが軽くなる暮らし』(ワニブックス)、夫との共著書に『家族が笑顔になる北欧流の暮らし方』(オレンジページ)がある。「北欧、暮らしの道具店」で連載『暮らしのみずうみー松本便り』を執筆中。
インスタグラム@kuwabarasayaka

「2023年 『北欧の日常、自分の暮らし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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