- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784847099373
作品紹介・あらすじ
混乱や厄災には世界史を学ぶことで乗り切れる! 倉山満が伝える
6人視点で読み解く世界史!世界はこんなにも残酷です、たくましく生きましょう!
第1章 チンギス・ハンとモンゴルの落とし子たち
第2章 コロンブスは極悪人
第3章 ナポレオンが鎖国をこじあけた
第4章 我こそは世界の支配者 パーマストン
第5章 ビスマルクが近代日本を作った
第6章 三国干渉の世界史的意義
感想・レビュー・書評
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世界史の偉人、具体的にはチンギス・ハーン、コロンブス、ナポレオン、パーマストン、ビスマルク、ウィルヘルム2世に焦点を当てた一冊。
彼らの業績よりも、彼らに対して日本がどう対峙したかというのがメインで、(ナポレオンやパーマストンの江戸時代をのぞいて)我々の祖先は立派に日本を守ったということが理解できた。
そして、現代の日本も彼らを見習うべきだと痛切に感じた。 -
大変勉強になります。
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日本史を世界史と連動させて理解させようという試み。具体的には、モンゴル帝国と蒙古襲来、7年戦争と鎖国時代、パーマストンの時代と明治維新、ビスマルク外交と富国強兵、三国干渉と臥薪嘗胆を取り上げており、その中で、北条時宗、水野忠邦、大久保利通といった我が国の英雄を取り上げている。
視点を広く、バラバラの知識を繋げてみよう、それによって歴史を暗記課題ではなく、現実の物差しとして使えるようにしようという筆者の一貫したメッセージが伝わってくる。 -
世界史を同時代の日本史とつなぐことで過去の日本の歴史がより明確に理解できる内容になっている。北条時宗等は全く習った記憶もなかったが、元寇のイメージを一新する内容であり、豊臣秀吉のキリシタン禁令も断片的な知識はあったものの全体像が理解できる内容。ビスマルクと日清戦争後の三国干渉など全く理解していなかった側面を学ぶことができた。
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チンギスハーンやコロンブス、ナポレオンなど、世界の英雄と日本の繋がりを書いた本。
世界の英雄を、といいつつ日本の偉人や、世界との関わり(大体が危機)が訪れた時に、その時日本はどう対応したか、ということが分かる本。最後は日本が中心になり、昔の日本人が危機にどうやって立ち向かって行ったのかがわかる本。
内容も良かったけど、私は序章やコロンブスに滅ぼされてしまったインディアンに対する倉山さんの言葉がとても身に染みた。
自分の生き方を見直すいい機会になったと思った。 -
面白いぜ!