- Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
- / ISBN・EAN: 9784847096235
作品紹介・あらすじ
空気が読めない、こだわりが強すぎる、人ごみがとても苦手…あなたの身近にもいる、見えない生きづらさを抱えた8人の実録物語。
感想・レビュー・書評
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あるある過ぎてビックリしてしまった。思い当たることが多すぎる。
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2022/2/9
人付き合いの勉強に。次はADHDだ。 -
生きづらさを抱えた8人それぞれの物語が書かれていますが、自分と重なる部分が多く、どれも共感できました。
主観と客観を上手く交えて書いてあると思ったので、発達障害を抱える方の世界を理解したい人にもいいと思います。
巻末の精神科医の解説も面白かったです。 -
493.7
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なんかちょっと違和感があるな、と感じるほどのこだわりや、近寄るとちょっと面倒くさそうなひと。
そういう隣人を、「アスペ」という軽い言葉で切り捨てる人も増えました。
好きになったり、家族になったり。
特別な人のどこかがちょっと変わっていても、理解し愛せる可能性はあります。
障害ではなく個性。
でも、ひとりひとりが自分の特別な存在、とまで言えない、学校や職場、近所づきあいの中。
そこで「個性」といいきるのは無理があるように感じます。
いろいろな人がいる。
みんないい。
いつでもそう言い切るのは、現実には無理です。
手にとりやすくエピソードごとに、アスペルガーのひとたちから見た世界を体感できる読みやすい本です。
自分と違う考え方、感じ方、自分と何かが違う隣人の世界を、その人の中から見ようとする方向けです。 -
最後の解説がとてもよかったです。カラーのラインが見やすく、そこだけ読んでも参考になります。
それぞれのストーリーも、あるあるでした。
類書はたくさんあるけど、これはまた一味違ったかんじで、オススメです。
この著者さん、次回作も期待です。