イマドキ、明日が満たされるなんてありえない。 だから、リスカの痕ダケ整形したら死ねると思ってた。
- ワニブックス (2014年11月7日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
- / ISBN・EAN: 9784847092831
作品紹介・あらすじ
超壮絶半生を初告白。これが19歳の彼女に起きたリアル。
感想・レビュー・書評
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ちゃんもも◎さんの、愛についてのツイートに感銘を受けて読んでみました。冒頭両親との死別の話が泣けすぎて辛かった…。それでも人との出会いに感謝し、コンプレックスを武器にして、明日を切り拓いていく最後に救われました。
10年近く前の作品なので今の心境を語った作品も読んでみたいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
テラスハウスの初期メンバーだった竹内桃子ことちゃんももの半生記。
見た目とは裏腹に中学時代からリストカットや整形が辞められかった壮絶な人生を割と淡々と描いている。
また、親友が自殺、両親をガンで亡くすという経験が彼女の人生に大きな影響を与えているように感じた。 -
本書の中で何度も繰り返される、「苦しみを知った人は、誰よりも優しくなれる」という言葉。彼女はたくさんの悲しい出来事を通して、強い優しさを学んだ。芯の通った強烈な意思の強さ、大切なものは絶対にじぶんで決める、これ以上ないほどの絶望を知った後には、もう希望しか残っていない。十代のうちに最も苦しい両親の死を味わった彼女にはこれからたくさんの幸せが待っているんじゃないかなあ。読み終わった後、彼女は強い人間ではないけど、両手から溢れるほどの優しさを持つ人間なんだなと思った。
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