子育て本ベストセラー100冊の「これスゴイ」を1冊にまとめた本 - 「AERA with Kids」 元編集長が選ぶ -

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  • ワニブックス
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784847071782

作品紹介・あらすじ

子育てのポイントがこの1冊で丸わかり!

子育て雑誌「AERA with Kids」元編集長が幼児・小学生を持つ親に向けた子育て本のベストセラー、名作の中から100冊を厳選。
絶対押さえておきたい「子育ての基本」や「新しい教育観」を23のキーワードに沿って紹介します。

●Chapter1
何度も出会った「これスゴイ!」

些細なことでもあえて「自分で選ばせる」→「自己決定力」が育つ  
基本は「失敗O K!」にする→「自己肯定感」がついて挑戦できる人になる など

●Chapter2
新しい教育観が身につくキーワード

✖️甘えを許すとわがままになる ○いろいろやってあげると自信がつく
✖️なんでもほめよう ○ほめ方を工夫する など

●Chapter3
ぜひ身に付けたい親の習慣
 
夫婦で話し合う習慣がある→その家の新しい文化ができる 
今日この日を大事に生きる→将来に対する不安が減る など

●Chapter4
勉強・受験の勘違い
 
✖️勉強する時は机の前に座って姿勢よく ○子どもが楽しく学べれば何でもよし 
✖️中学受験は塾に入れればなんとかなる ○中学受験は親の知識とサポートが必須 など 


●Chapter5
そのほか注目のキーワード

まずは親がお金の価値観を見直す→子どもの「金融教育」の基礎になる 
学校に行かない選択肢もあることを知る→不登校に関する偏見をなくす

感想・レビュー・書評

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  • いま読むべき子育て本はこの100冊!元AERA with Kids編集長が語る子育て本との付き合い方 | HugKum(はぐくむ)
    https://hugkum.sho.jp/374123

    子育て雑誌の取材で学んだこと|江口祐子|note
    https://note.com/_eguegu0728/n/n193cc9d1b9ff

    子育て本ベストセラー100冊の「これスゴイ」を1冊にまとめた本 - 「AERA with Kids」元編集長が選ぶ -(江口祐子) | ワニブックスオフィシャルサイト
    https://www.wani.co.jp/event.php?id=7337

  • ”AERA with Kids” の元編集長が選んだ子育てベストセラー本100冊の「これスゴイ」をまとめた1冊。
    図書館で半年以上待って借りたのですが、これは購入して手元に置いておきたい本でした。

    子育て・教育雑誌に12年も関わってきた著者は、過去700人以上もの方に取材をしてきたといいます。
    「いろいろ取材してきた中でいちばん印象に残ってることって何?」「どんなことが自分の子育てに役立った?」の声に答えるように刊行された本書。
    凄まじかったです。

    紹介されている本は読んだことがあるものもあれば、気になっていたもの、まるで知らなかったものと様々でしたが、それらがそれぞれキーワードやテーマに沿って章ごとにまとめられていて、とにかく見やすい。
    非認知能力や中学受験など最近のトレンドも抑えられていて、最高。
    紹介されている本は全部読みたいくらい。

    まず本書から今日からの子育てに活かす印象に残ったことを抜粋。
    ・子どもに自分で選ぶ力、「自己決定力」をつけさせる。
     1歳児から選ぶ練習。小さなことでも本人に決めさせていく。
    ・子どもの短所やマイナス点も観察の仕方によっては子供の才能になる。「その子らしさ」と認めてあげると短所が個性に、個性が才能へと広がっていく。
    ・幼児期は詰め込み教育で学力を伸ばすより、非認知能力を伸ばすことの方が将来の子どもの人生を豊かにし、成功に導いてくれる。
     ゲームのような人工的な遊びではなく、外遊びがよい。調整力が必要ない学年との遊びが最高。①家庭のルールづくり②豊かな対話とコミュニケーション③思う存分、遊ばせるは大事な3つのポイント。
    ・友達家族と旅行に行く。複数の家族でのお出かけや旅行には「育ち合い」が必ずあります。
    ・人は本来、人の役に立ちたいと願っています。「ほめること」はその願いを殺してしまう。お手伝いをしてくれたら、「いい子ね」「えらいね」とほめるのではなく、「お母さん助かったよ」「ありがとう」など、自分の働きが親にどのような影響を与えたかを教えた方がよい。
    ・子どもに個性を求めるなら、まずは親がこの「みんなと一緒」であることの安心感から離れる勇気が必要。
    ・今日この日を大事に、楽しく過ごす。不安を避けるための、遠い未来から逆算して人生を選ぶ「逆算人生」…ダメな逆算⇒親が自分の価値観を子どもに押し付けている場合。よい逆算⇒大きな目的に向かって小さな目標を立て、達成していくことによって理想に近づいていく場合。
    ・学力の低下は家庭での生活習慣に大きく関係している。もし将来中学受験を考えるなら幼児期から取り組んだ方がいいのは「学習習慣」「話を聞く力」「時間の感覚」「数字の感覚」
    ・思考力のベースは小3までにつく。
    ・勉強を教えるときは黙って聞かせるのではなく、子どもに質問しながら教える。親が積極的に子どもに問いかけて、子どもが自分自身で考えるきっかけを作る。
    ・基礎的な計算力はとても大事。
    ・わが子の興味を引き出すのは親の役目。
    ・中学受験は塾に入ればなんとかなる、ではなく、親の知識とサポートが必須。入塾の準備は3年生の秋からスタート。
    ・子どもが小さいうちこそ旅に行こう。
    ・自分にとって価値のあるものを見定めてお金を使う習慣は、親子で身につけたいこと。

  • Aera with kids元編集長が選ぶ子育て本ベストセラー100冊。

    「今どういう子育てが良いとされるか」を本の紹介という形で概観できる一冊。ブックガイドとして良かった。さらっと読める。

  • 子育てのポイントを過去のベストセラーをもとに紹介している。
    幅広い知識が得られる。
    ポイントの紹介というよりも、それぞれの本の紹介チックになってしまっていると感じた。
    この本をもとに紹介されている本を読めば、深い知識が得られると思った。



  • タイトルの通り、子育て本を紹介した本。
    わかっていてもなかなか出来ないことも多かったり、忘れてしまうこともあるので、自分自身を振り返ったり、困ったときに開けてみたいと思う一冊。

    早速何冊か読んでみたいと思うものが紹介されていた。
    普段は新しい本はメルカリに出品してしまうけど、今後長く役立ちそうなので、目につきやすいすぐ取り出せる場所に置いておこうと思う。

    じっくり読むというより流し読みで
    モチベーションをあげたり
    関心をもった紹介されている本を購入、借りていきたい。

  • 子育て本といっても、誰のメソッドや考え方が正解、というものがある訳ではない。だからこそ、世の中に溢れている育児知育系の書籍は、どれを買って読んだらいいのか、よく分からなかった。そんな中で本書はさまざまな観点から書籍をセレクトしてくれているので、ここから育児期間に入る人にとっては良いガイドになるなぁと思いました。

  • 子どもにたっぷり甘えさせるのは大事だけど、甘やかしは良くないよなあと反省しながら読んだ。「自分で選ばせ」て、「失敗OK」だなんて、目から鱗の子育て法に戸惑いつつ、今どきの子育てにはついていきたいと思った。紹介されていて良さそうな本はどんどん読んでいきたいと思う。

  • ただ単に子育て本の紹介だけでなく、その本に紹介されているフレーズや要点等わかりやすく説明している。
    子育て本に限らず、アンガーマネジメントや人間関係についてなど幅広いジャンルを紹介している点が参考になった。
    いくつか読みたい本も増えたので、ゆっくり読み進めたい。

  • 怒りをコントロールする

    ・怒りの感情はパワーバランスの強いところから弱いところに行きやすい
    ・対象がより身近であるほど強くなる
    ・幼い子供は、最も怒りを受けやすい存在

    感情の癖は子供のときに身につくもの。子供の頃から怒りによく触れていると、大人になってからも怒りという感情を選択しやすくなる。
    『はじめての「アンガーマネジメント」実践ブック』

  • インスタで見かけて初めて育児本を手に!
    元々、一個人の考えですがあまり育児本に影響されて偏った考えになったり、これができてない息子はまずいぞみたいに考えたくなくて
    読んでこなかったんだど、、、
    これはいろいろな育児本のかいつまんだ部分を書いてあるからいいなと思えば買えばいいし、いい意味で深入りせず、さらっと読めて良かったです。

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