こどもジェンダー

著者 :
  • ワニブックス
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感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784847070495

作品紹介・あらすじ

「オトコノコなのにプリンセスをすきなのは、へん?」
「オンナノコらしくって、なに?」
いま、子供といっしょに考えたい! LGBTQ+、ルッキズム、ホモソーシャルのこと。
助産師/性教育YouTuberとして活躍するシオリーヌが伝える、ジェンダー・セクシュアリティにまつわる36の質問。


■もくじ

【1】 どうして、オトコノコだけ? オンナノコだけ?…8

オトコノコはヤンチャ? オンナノコはおしゃべり?…62

【2】 おとうさん、おかあさんって、なにするひとだとおもう? …64

「ふつう」ってなんだろう?…98

【3】 オトコノコはオンナノコが すき? オンナノコはオトコノコが すき? …100

「かっこいい ひと」って、どんな ひと?…122

【ばんがいへん】 みんなちがって、みんな「いいね!」…124

子どもを支える大人のみなさんへ…146
性教育YouTuberシオリーヌおすすめの動画…155

感想・レビュー・書評

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  • 最近の世の中、「ジェンダー」という言葉が聞こえてきます。いったいジェンダーとはなんなの?
    男らしく、女らしくしなくてはいけないの?
    いいえ、自分らしく生きていいんだよ。

    一度きりの人生は自分の好きなように行動してみてはいかがですか?

  • 見開き全部にイラスト有り。話し言葉で、疑問と答えがひらがなで書かれており、どのページも読みやすくわかりやすい。

    子どもが一人で読むのはもちろん、大人が読んであげるのもおすすめ。

  • こういう内容の本を、しかも子供向けに書かれている、時代は変わってきたなぁ。内容も、本当にちゃんとみんながこう思えるといいね、と思える。

  •  身近にある出来事からジェンダーを考えられる内容になっています。ジェンダーとは関係なく、多種多様な人がいることを知ることができる内容になっていると思います。
    H.K.先生

  • ジェンダー=社会の中で作られた性別
    ・ジェンダーについてだけでなく、小学校生活の中の友だち付き合いなどについても。
    ・プライベートゾーンについて。
    ・昭和時代のコミックは、見直す時期かも。ストーリーの素晴らしさとは別に。
    ・お母さんとお父さん
    ・大人の社会生活でのジェンダー
    ・兄弟姉妹
    ・~らしくを考える
    ・保育士、看護士など女性が多い仕事は、手当てなどが低い。ジェンダーの壁を感じる。男性としても女性としても。
    ・社会的地位の男女の割合。日本ではまず割合を決めた方が良い。こないだ、フラットな意見を持っていると思っていた男性コメンテーターが女性は責任ある地位を求めていないと言っててガッカリした。責任ある地位を求める人、責任ある地位を求めない人、男女関係なくいるぜ。
    ・LGBT
    ・何でも困ったときは、誰かに相談してね
    ・みんな違ってみんないい。
    ・スタートラインを同じにする
    ・人間関係

    〇~は男の子がしてもいいんだよ。~は女の子がしてもいいんだよ。
    →“~”にはジェンダーイメージがあるんですよね。色については、子どもたちではあまり男女を気にしなくなってるように思う。
    ジェンダーを伝えることって、難しいと思った。今はまだ、取り組み始めたばかりだからだね。
    〇哲学とか人生とかも感じる内容だった。
    〇子どもたちと接する大人も読んでおきたい。

  • 昔のままの価値観をそのまま伝えないよう。
    自分の価値観と伝えられる言葉を増やして子どもたちのなぜ?に正確に答えよう。

  • 小学一年生でも分かりやすく書いてある。
    イラストも可愛い。
    こんな言葉をかけられたかったなと涙が出るページもありました。
    みんなが大切に尊重される世界になりますように。

  • ジェンダーについて、分かりやすく書かれた本。子ども時代に読んでおくと良いかも。
    人と比べず、自分を大切に、自分らしさを大切に。色々な価値観が学べました。

  • こども向けの本ではあるが、大人が読んでも考えさせられる本。
    ただ、内容は子ども向けだけあって簡単な言葉で終わってしまって、もっと深く知りたい、考えたい人にとっては物足りなく感じる。
    子どもが考えるきっかけになるにはとてもいい本だと思う。

  • すんごくわかりやすくて、イラストもいっぱいで、とてもよかった。大人にもぜひ読んでほしい。
    職場でも使えそう。使いたいなあ。

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著者プロフィール

助産師/思春期保健相談士/性教育YouTuber。総合病院産婦人科で助産師としての経験を積んだのち、精神科児童思春期病棟で若者の心理的ケアを学ぶ。2017年より性教育に関する発信活動をスタートし、2019年2月より自身のYouTubeチャンネルで動画を投稿。チャンネル登録者数は14.9万人(2021年9月現在)。著書に『CHOICE 自分で選びとるための「性」の知識』(イースト・プレス)、『こどもジェンダー』(ワニブックス)、『もやもやラボ ~キミのお悩み攻略BOOK!~』(小学館)がある。

「2021年 『やらねばならぬと思いつつ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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