- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784847060793
作品紹介・あらすじ
慢性的に痛い場所、ひざ、肩、腰、ひじ、首…etc.にはモヤモヤ血管がある!!どうしても治らなかった痛みを劇的に改善!痛みに対する血管内治療を専門とする医師が、「痛み」の原因に迫り、痛みと血管の関係を解き明かす。
感想・レビュー・書評
-
文字通り、腰痛などの痛みの原因の多くには血管があることを説いた一冊。
これまで血流を良くすることはよく言われてきたが、その血流(もやもや血管)が逆に痛みを助長してるというのは斬新だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
生まれてから死ぬまで一度も止まることなく循環し続けている血液、酸素と栄養を届け二酸化炭素と老廃物を排出する血液、様々や役割を担ってる血液には感謝の念はおろか驚きすら抱いています。奥野祐次 著「長引く痛みの原因は、血管が9割」、2015.2発行です。長引く痛みとは普通の痛みと違って3ヶ月以上続く痛みで、関節痛、腰痛、膝痛、五十肩、肩こり、頭痛などだそうです。2300万人以上とか。著者はその痛みの原因をモヤモヤ血管と説きます。この本の内容は専門的ですが、その論旨は理解できます。そして、自分でできる長引く痛みの治療(モヤモヤ血管を減らす)は①姿勢をよくする ②有酸素運動、ストレッチ、筋力トレーニング ③高カロリーの食事をしないことだそうです。
-
長引く痛みの原因はモヤモヤ血管だった。
痛みに関する取り組みとしては画期的な発見だと思います。
ただモヤモヤ血管を防ぐ方法が正しい食事と適切な姿勢・運動というのは結局、原因究明には至っていない気がしました。
痛みに関する治療方法が根本的に変わる可能性も秘めていると思うが、現段階では対症療法の域は出ていないという印象。
今後の研究がどう進むかに期待ですね。