- Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784846114114
作品紹介・あらすじ
超高齢化社会を迎えた、これからの持続可能なローカル経済はどうあるべきか…。長く市議会議員だった著者が、新たなビジネスとして仲間と始めた、「移動スーパーとくし丸」の奮闘記。ソーシャルビジネス創業のノウハウや意義、社会問題としての「買い物難民」の現実、その背景にある政治・行政の問題点、将来あるべきビジョンなどが存分に語られている。
感想・レビュー・書評
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SDGs|目標11 住み続けられる まちづくりを|
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https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/739186詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ソーシャルビジネスは難しい。
起業家としての才能とビジネス感覚を持ち、なおかつ社会改革者としての志をもっていなければならない。
社会問題の解決のためにビジネスの手法を使うのであって、単なる利潤追求とは一線を画す。
そういう自己規制を行いながら事業を行うわけだから、よほど優れた才能の持ち主でなければならない。
ソーシャルビジネスで成功できる人は、通常の事業なら簡単に金儲けできてしまう、そういう人ではないかと思う。
本書は、買い者難民を救うためにはじめた移動販売ビジネスの話。
市会議員を落選後の職安通いとか、お客様開拓歩きの話とか、面白くてためになる本。
やっぱりビジネスで成功するというのは厳しい。 -
僻地に学校を作って再興させるとか年寄りを移住させるとかいうのではなくて、あくまで本人達に寄り添う優しい撤退戦。お金はこうやって使って欲しい。
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とくし丸の内容は申し分なく素晴らしい!賛同する気持ちもある。ただ著者が市議会議員上がりということもあり、説明がくどい。内容はいい。
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これからの生きる時代のヒントになりそう
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商売におけるスピードというのは、分解すれば「即断力」と「実効力」です。そしてそれを可能にする「信念」が必要です。
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移動店舗と既存スーパーのコラボが目新しい