蓮田善明 戦争と文学

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  • 論創社
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784846017460

作品紹介・あらすじ

蓮田善明(はすだ ぜんめい、1904~1945年)は『鴎外の方法』『本居宣長』『鴨長明』などの著書のある国文学者、文芸評論家で、『文藝文化』を創刊し日本浪曼派として活躍。三島由紀夫に大きな影響を与えたことで知られる。出征し敗戦時にジョホールバルで連隊長を射殺し、自決した。/三島との関係で知られる蓮田善明は、日本浪漫派のなかでも重要な役割を果たした。井口時男はこの蓮田善明を、自決に至る戦争との関わり、そして文学との関わりを中心に描き出す。戦争と文学を考える上でも大きな存在であり、三島や日本浪漫派、保田與重郎を含めて蓮田善明を論じる、初の本格論考。

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著者プロフィール

"文芸評論家。 1953年新潟生まれ。東北大学文学部卒業。1983年、中上健次論「物語の身体」で群像新人文学賞評論部門受賞。東京工業大学助教授、のち教授。1994年『悪文の初志』平林たい子文学賞受賞、1997年『柳田國男と近代文学』伊藤整文学賞受賞。
著書『物語論/破局論』(論創社)『悪文の初志』(講談社)『柳田国男と近代文学』(講談社)『批評の誕生/批評の死』(講談社)『危機と闘争 大江健三郎と中上健次』(作品社)『暴力的な現在』(作品社)『少年殺人者考』(講談社)『天來の獨樂』(第一句集、深夜叢書社)共著『文学を科学する』(岩山真,徃住彰文共著、朝倉書店)
"

「2019年 『蓮田善明 戦争と文学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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