- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784845917129
作品紹介・あらすじ
ウームうまい、ワッハッハまずい!
食いしん坊のリンボウ先生が煩悩する
折々の美味、そして珍味怪味なるエッセイ集
日本人が感じる、自然 な素材の「底ぢから」を愛してやまないリンボウ先生。
四六時中「食べる」ことを思い、日本全国を行脚しながら、未知の美味・珍味に出会います。
日本という多彩な食材、調理法、調味料に恵まれた国で、
決して豪華ではなくとも、季節の食材を味わい、
なつかしい思い出や旅先の味を感じながら、独特のユーモアで綴っています。
[全61編のエッセイと、リンボウ先生による描き下ろしのイラストを多数収録]
感想・レビュー・書評
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著者と私の年代の差、でしょうか、
面白い内容のはずなのに、なぜか面白さが伝わってこないんです。
ごめんなさい、この星評価1は、時間がたてばもっとおもしろく感じる日が来るかも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1949年生まれの作家、国文学者で大学教授の筆者。戦後のまだ日本が貧しかった頃の食の思い出から、最近の筆者自身の食生活などのエッセイ集。料理はなかなかの腕前のようで、自ら作った料理についても触れている。
少年時代の家庭は比較的裕福だったのがエッセイから伺え、その後もエリートコースを歩んでいる。エッセイは時たま日本人の食に関する考え方をチクリと刺す所はあるものの、全体的にゆったりとした雰囲気で書かれている。
留学先のヨーロッパの日本食レストランで父親から寿司を腹一杯食べさせてもらい、同じように筆者の息子にも寿司をご馳走したというエピソードが妙に印象に残った。