アウトラインから書く小説再入門 なぜ、自由に書いたら行き詰まるのか?
- フィルムアート社 (2013年7月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784845913107
作品紹介・あらすじ
小説、映画脚本、ゲーム、マンガ。あらゆる物語作りに応用可能な「地図」=アウトラインの描き方。
感想・レビュー・書評
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アウトラインから書き始めるやり方を書いてある本。
コラム的に他の作家の書き方もインタビュー形式で挟んである。
プレミス(物語の骨子)から始まってミッションステートメント(もちろん途中で変わってもいい)をかく。そしてアウトライン。
アウトラインの詰め方にも色々ある。マップとか見た目からバッググラウンド、インサイティングイベントとか…。
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いきなり書くのを「パンツィング」という。 -
writing
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同人小説書きさんが勉強のために読んだとオススメしていたので触発された。
プロットは大事。まじ大事。
プロット段階でしっかり構築しとかないと、本編書いてる最中で迷子になってどん詰まりになっちゃうから・・・
お話を構築するには方法論も必要。あとは、ひたすら考えろ考えろー。 -
ざっくりと1回目読み終わり。何度か読み返すつもり。
「アウトライン」と題名に書かれているからOutliner関連かと思ったら、普通にプロット作成の技術書だった。
一番知りたかった「何も決めずに自由に書いたらなぜ行き詰まるのか」は明確にはかかれておらず、「プロットがしっかりしていないから」というのが結論のようだ。つまり「詰まったときにはアウトラインを修正し、解決方法を考えろ」という内容。
かなり明快に解決方法を書いてくれているので、書くのに詰まったときに読むといいかもしれない。
買うなら電子書籍の方が圧倒的に安いが、この本は手元に置いて赤を入れたりタグを貼ったりしてガンガン使う方が向いているので紙本オススメ。 -
アウトラインを作ってから小説を書くためのノウハウ本。
なぜ何も決めずに自由に書いたら行き詰まるのか、アウトラインを作ることで何が変わるのか、そしてその方法を丁寧に説明している。
「アウトラインを書く=ガチガチにプロットを固める」ではなく、あくまで「自分が何を書きたいのか、その考えをまとめたり発想を膨らませたりするための手段に過ぎない」ので、誰にでも取り入れることができそう。
行き詰まっていたので突破口になった。ストーリー作りをする人なら興味深く読める本だと思うので、気になったらぜひ手に取ってほしい。 -
自分自身、アウトラインからプロットを作って書いていく方式を取っているので、他の人はどんな風に書いているのかな、と知りたくて読んでみた本。
自分がやってるやり方はかなりアバウトだったんだな~と思った。この本の中で書かれているやり方は、かなり緻密で、キャラクターのバックグラウンドまで細かく設定して…というやり方。
どちらかというと王道な作品を書きたい方向けでは。
他の脚本術で出てくる(主にハリウッド等の脚本術)単語が多く、他の名著を読んだあとにサブとして読むのがオススメ。 -
プロットを書くことの重要性が本当にわかった!
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中核となる欲動と、ちょっとした対立が存在が存在すれば物語は生まれるというのは確かに、という感じ。