かしこくて勇気ある子ども (torch comics)

著者 :
  • リイド社
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本棚登録 : 247
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845860616

作品紹介・あらすじ

第一子を妊娠した若き夫婦の希望と憔悴。女性をテーマに描き続けてきた著者が見つめ直す、この世界の現実。オールカラーコミック。

感想・レビュー・書評

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  • 絵が自分の好みではなかったのと、気持ちはよく分かるけど、ちょっと極端すぎる気がした。

  • 絵が描き込まれていて頭に入りやすくスルスルと読めてしまったけどテーマはそんなに軽くなく、、
    表現がオーバーで共感できるところ、できないところがあった(産前に考えすぎちゃう、という点はとてもわかる)。
    かしこくて勇気ある子どもになってほしいという願い、最後は自分から手をあげて大きな声で意見を言う子になってくれれば、とまとまっているが、それを求めるのも育ってきてからの個性次第…難しいなと考えてしまった。

  • 連載漫画『かしこくて勇気ある子ども』の著者・山本美希インタビュー | 【GINZA】東京発信の最新ファッション&カルチャー情報 | INTERVIEW
    https://ginzamag.com/interview/miki-yamamoto/

    連載漫画『かしこくて勇気ある子ども』第一話 山本美希 | 【GINZA】東京発信の最新ファッション&カルチャー情報 | COLUMN
    https://ginzamag.com/column/yukiarukodomo-01/

  • 初めての子どもを妊娠した夫婦の、喜びや期待、戸惑いや混乱、葛藤やすれ違いを描いていて出産子育て経験のある身からすると多かれ少なかれあるあるとわかるわかるが詰まっていた。
    健康に生まれてくれたらそれでいい、と思いつつも可能性の塊である子どもへの期待は膨らむ。
    そんな夢と希望が現実で塗り替えられていくのが子育て。
    そのまだ一歩手前の夫婦の物語に微笑ましさを感じつつも、とこどどころで恐怖も覚える。
    「ギリギリまで待った方が勝ち」ゲームには、「危ないからやめなさい」といいたくなるのは余計なお世話か。
    そして最後のページ。別の意味の可能性がよぎりぞわっとしてしまった。いや、ないない、それはない。

  • 絵がとてもいい
    ひきつけられる
    そして テーマ
    重い
    今子育てをしている親たちは常に不安だ
    子どもを授かることが幸せだけだったときとは違う
    でも
    親の願いはいつも変わらない

    ≪ かしこくて 勇気ある子へと 世界中 ≫

  • かしこくて勇気があって、思いやりがある
    読むたび泣ける

    https://ginzamag.com/interview/miki-yamamoto/

  • 素晴らしい作品。これから子どもを持つ人たちに読んで欲しい。


  • 第一子の出産を待つカップルが主人公の話。確かネットで無料で読めるものだったかと思われます。
    彩色は最小限で、どこか絵本的なタッチ。クレヨンとかクレパス、色鉛筆にあるような暖かみのある線で、見ているだけで楽しかったです。枠線のフレームはすべてカドが丸く、この作品の柔らかい印象を深いものにしている気がしました。

    万人に届く、感情移入がしやすい、とは言えないストーリーかもしれませんが、素敵な絵、線、色、台詞やキャラクターの表情(姉妹らしき女の子のお母さんの母親らしい一面が好き)が散りばめられた良作でした。
    電書板と大型本の2種類で値段に差はありますが、大きな絵で見ると満足度も高いかもです。


    『ギリギリまで待ったほうが勝ちなんだよ クククク!』
    開けた未来と世界に飛び立っていくのにふさわしいカット。

  • 共感できるところもあるけど、ちょっと表現が大仰な感じもしたかな。

  • 新聞の書評で取り上げられていて、メルカリでGET。

    第一子を妊娠中のカップルが主人公。妻はどんな子どもに育ってほしいかあれやこれや考えて‥。妊娠、出産ってあまりに未知すぎて、期待が膨らんでしまうのはほんとあるある。

    でもまあ数十年前の奇跡の主人公が我々ですわ。生きていくのって清濁合わせ飲み。人間万事塞翁が馬。なのになのに、我が子についてはついついキラキラな人生を望むのは現実逃避なのかなぁ。そういう欲望的な気持ち(脳内麻薬といいますか)がないと子育てやってられないのかなぁ。うーん、当事者すぎてわからん。

    ただ清濁合わせ飲みな人生でも、誰しも無限の可能性をもっていることはほんと。親世代も諦めずにいかないとね‥!

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著者プロフィール

マンガや絵本の創作活動を行い、2012年に刊行した『Sunny Sunny Ann!』(講談社)で第17回手塚治虫文化賞新生賞を受賞。著書にマンガ『ハウアーユー?』(祥伝社)、絵本『ねえねえ あーそぼ』(エンブックス)など。物語内容と表現手法の関係に関心がある。

「2019年 『片岡義男COMIC SHOW』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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