- Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
- / ISBN・EAN: 9784845638895
作品紹介・あらすじ
人気シリーズ「乙女の本棚」第33弾は、文豪・太宰治×イラストレーター・ホノジロトヲジのコラボレーション!
小説としても画集としても楽しめる、魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし。
感想・レビュー・書評
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引き続き、乙女の本棚
太宰治 × ホノジロトヲジさんコラボ作品
「駈込み訴え」です。
書き出しから、独特な文章 。
一貫して「ユダの訴え」の一人語りしていく内容。
軽快でなんとも言えない
太宰流ウイットを感じる様な語り口調が
イイです!
読み終わって残念ながら内容の方は…
わかりにくかったです。
ちょっと調べてみると…(汗)
新約聖書の登場人物をベースとし
ユダがキリストに対して愛憎の入り混じる
裏切った理由、訴え…についてを
描いた作品のようでした…。
私は聖書やキリスト教には疎いので
それで難しく思いました。
でも
ユダの感情の起伏が激しくて
コロコロと言ってることが変わったりしていく
葛藤や苦しんでる様子の語り口調が
とにかく変で面白くて(笑)印象的でした。
そんなお気に入りポイントが
あったので良かったです…
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ヒボさん、おはようございます!
私にはこの作品、さっぱりわからなくって(^-^;
ま…そういうこともある、よなぁ~と
自分で自分を慰め...ヒボさん、おはようございます!
私にはこの作品、さっぱりわからなくって(^-^;
ま…そういうこともある、よなぁ~と
自分で自分を慰めつつ、読んだ感じでした。2023/10/17 -
かなさん、おはようございます♪
遠藤周作の世界観には入り込めるんですがσ(・ω・`)
ちょっと私にも難しかったです^^;かなさん、おはようございます♪
遠藤周作の世界観には入り込めるんですがσ(・ω・`)
ちょっと私にも難しかったです^^;2023/10/17
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乙女の本棚シリーズから、太宰治さんとホノジロトヲジさんのコラボ作品「駈込み訴え」です。この作品も私がよく利用している図書館に入り、1番に読めました(*^^)v
ストーリーの方は、師として仰ぐ「あの人」を「私」は殺してほしいと訴えるところからはじまる…。「ずたずたに切りさいなんで、殺して下さい」と…。「あの人」と「私」は同じ年…「師」の立場と「師」とその弟子の生活を守ってきたにも関わらず、意地悪く無理難題を押し付けるばかりか、こちらの苦労を全くわかろうとしない…。こともあろうか、「私」も気になっていたマリアに、「あの人」が恋をしているかの様子を目の当たりにし、ジェラシーをも感じる…。もう認めよう、「私」は「あの人」を無条件に愛しているのだ…。こんなことなら、「あの人」を殺して自分も死のうか…もうそうするしかないと、決意するのだが…。
う…ん、わかりにくいっ(汗)。「私」は葛藤を繰り返し、気持ちもころころ変わる…。何より、このストーリーは聖書を知らないとダメなのかも…何の知識も入れないまま読み始めたので、うん??となってしまいました…。「あの人」と「私」の関係性も、聖書のさわりでもわかっていれば、もっと驚けたし内容も理解しやすかったのかもしれないと感じました。なんだか、ちょっと悔しいなぁ…。ホノジロトヲジさんのイラスト、独特なタッチでこの作品も描かれていて、よかったです。-
aoi-soraさん、おはようございます(^^)
はい、こちらも運よく一番でした♪
ありがとうございます。
そうなんです、キリスト...aoi-soraさん、おはようございます(^^)
はい、こちらも運よく一番でした♪
ありがとうございます。
そうなんです、キリスト教のことが
少しでもわかっていれば、
もっと楽しめたのかなって…
あ、でも何にもわかってない私でも
最後まで読めましたし、
あらすじも大体理解できた…と思ってます。
聖書ってより、キリスト教かもしれません…。
それでも、ハードル高いかな(^-^;2023/08/23 -
かなさん、こんにちは♪
まぁ内容は理解できなくても、イラストと共に楽しむことは出来そうなので、見つけたら借ります(◍•ᴗ•◍)かなさん、こんにちは♪
まぁ内容は理解できなくても、イラストと共に楽しむことは出来そうなので、見つけたら借ります(◍•ᴗ•◍)2023/08/23 -
aoi-soraさん、今日もお疲れさまでした。
そうですね、難しそうでも
乙女の本棚シリーズならイラストがあるから
結構読めちゃいます...aoi-soraさん、今日もお疲れさまでした。
そうですね、難しそうでも
乙女の本棚シリーズならイラストがあるから
結構読めちゃいます♪
aoi-soraさんも見つけたら
是非に!楽しみにしてますね(*^^*)2023/08/23
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「私」であるイスカリオテのユダを主人公とした視点で、イエス・キリストへの愛憎渦巻く感情や言動が綴られている。
聖書において、ユダが"裏切り者"の弟子であることは有名だが、会計担当で金銭をくすねていたこととか、イエスはそれを承知のうえだったとは知らなかった。
いわゆる最後の晩餐の席で、イエスがとうとう苦しげに告発し、一つまみのパンをユダの口に押し当てるシーンは厳かさがある。そのままそこを飛び出して、「あの人(イエス)を罰して下さい」と駆け込み訴えるユダ。イエスに対する、尊敬と侮蔑。彼の屈折した台詞の端々に、それでも私はどこか悲しさを感じた。 -
師を殺してくれと訴える私。
師を愛するあまり、自分だけのものにしたいと願うあまり、応えられない想いが積もる。
新約聖書は読んだが太宰にかかると彼の行動原理はこうなるのか、と感心した。 -
矛盾や葛藤、自己保存などの人間臭さが文章に滲み出ていて圧倒されました。
最後の一文で物語の全ての見方が一気に変わり、鳥肌がたちました。 -
引き込まれるような文章。暗くも美しい絵。どれをとっても素晴らしい本。
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【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
https://opc.kinjo-u.ac.jp/
この作品、しじみさんも読まれたことあるんですね〰️☆
…ユダの心情の面倒くささが
私は何だか面白か...
この作品、しじみさんも読まれたことあるんですね〰️☆
…ユダの心情の面倒くささが
私は何だか面白かったデス…(笑)
聖書の話しはよく知っていたので、ユダの視点から語られる話...
聖書の話しはよく知っていたので、ユダの視点から語られる話しは新鮮でしたw
聖書の話までご存知なんですね…
流石ですね…☆
私も…
聖書にも少しは…^^;
これから興味もってみようかな…
と思います…
聖書の話までご存知なんですね…
流石ですね…☆
私も…
聖書にも少しは…^^;
これから興味もってみようかな…
と思います…