ある愚直な人道主義者の生涯――弁護士布施辰治の闘い

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  • (株)旬報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845117598

作品紹介・あらすじ

「生きべくんば民衆とともに、死すべくんば民衆のために」という処世訓を掲げ、弁護士、社会運動家として明治、大正、昭和の長期にわたり、民衆と一体化して権力と闘い、生きぬいた戦闘的民主主義者、布施辰治の生涯を描く。

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  • Ⅰ 日本近現代史を生きた布施辰治
     一 布施辰治をめぐる近況
     二 布施辰治とは
     三 二つの憲法の時代を生きる
     四 布施辰治をたどる視点
    Ⅱ 断章「人道主義=ヒューマニズム」
     一 一筋縄ではいかない「人道主義=ヒューマニズム」
     二 人道主義とは
    Ⅲ 「布施人道主義」の道程
     一 序
     二 「布施人道主義」の道程
      第一期 揺藍の「布施人道主義」(一八八〇~一九〇二年)
      第二期 純真なる人道主義者の登場(一九〇二~一二年)
      第三期 民衆と紡いだ「布施人道主義」(一九一二~二三年)
      第四期 東奔西走の「布施人道主義」(一九二三~三二年)
      第五期 光と影の「布施人道主義」(一九三二~四五年)
      第六期 終わりなき「布施人道主義」(一九四五~五三年)
    Ⅳ 小括 :「人間の人間たる所以」のために

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著者プロフィール

名古屋市立大学名誉教授。中央大学法学部をへて名古屋大学大学院法学研究科博士課程中途退学。名古屋市立女子短期大学のあと、名古屋市立大学に勤務(憲法学専攻)。戦前日本の在野法曹に関心を抱く。著書に、『治安維持法裁判と弁護士』(日本評論社)、『聞き書き憲法裁判』(東研出版)、『司法書士と憲法』(民事法研究会)、『評伝 布施辰治』(日本評論社)など

「2022年 『ある愚直な人道主義者の生涯』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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