- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784845116133
感想・レビュー・書評
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涙が出た。
「日本にきて バカ」
入管へ長期収容され、解放後に亡くなった方の最後の書置き。
いつから日本は来たことを後悔される国だったんだろうか。
自分の身に起こらないからと、目を背けていていいのだろうか。
難民や移民の問題は、よそから来た人の、よそ事の話ではない。
知らないといけない、日本という国のことを、もっと。
この国に生きる人たちに起きている、この国のことを。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あまりに残酷で、入管に電話してしまった。同じ日本人として信じられない。他の国に対して恥ずかしくないような対応を、暴力や暴言はやめてほしいと電話した。それなのに、必要な対応をした、そしてその本は偏見がある、とまでも。わたしは知識はないかもしれない、でも収容されてる中で、病院も行かせてもらえず死亡する例もあるなんて、ありえないこと。同じ日本人として恥ずかしい。同じ日本人の感覚にゾッとした。
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新聞やニュースで見聞きする断片的な知識だけではわからない人々の思いが描かれている。私たちの住む日本でこんなにもたくさんの方が苦しんでいることを知らなくてはいけない。
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日本が難民をなかなか認めないことは知っていたけど、難民申請している人たちに対する処遇って、こんなに冷たかったの!?知らなかった。
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きっと難民の方や子供にも読んでもらいやすいように分かりやすく読みやすい文章で書いているのだと思いました。難民についての問題がわかりやすく実体験をもって書かれているので、知ることの一歩を踏み出すにはぴったりの本だと思います。
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入管と難民、難民の子供達の現状が理解出来ました。日本語がちゃんと話せて自活出来る人の自由を奪う制度は間違っていると思います。なんとかしないといけませんね
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子どもにもわかりやすく日本の難民問題について書かれてあった。今度はもう少し大人向けの本を読んでみたい。!
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すごく読みやすかった
なんで迫害されて助けを求めて逃げてきたのに、逃げた先の日本で働きたいと言っても働かせてもらえず、無期限の収容所に入れられて、人権無視した体罰とか病院に連れて行ってくれなかったり、自分の薬も飲んじゃだめ。そりゃ自殺未遂や精神疾患にかかったりするさ。なんでこんなことが行われてるのかは書いてなかったけど、なんでなん日本?