Webコンテンツマーケティング サイトを成功に導く現場の教科書
- エムディエヌコーポレーション (2015年12月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784844365617
作品紹介・あらすじ
もうなにを書けばよいか迷わない。コンテンツの"設計力"が身につく超・実践講座!本気で現場で実践したい人のための、コンテンツづくり・拡散・チューニングの具体的なノウハウを満載!
感想・レビュー・書評
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最近耳にする“コンテンツマーケティング"。
HPでの集客となにが違うのでしょうか?
情報を必要としている人に、
その情報が入手しやすい状態を作る、
というのがコンテンツマーケティングの基本です。
本日ご紹介する本は、
コンテンツを使って、ビジネスの成果につなげるための
考え方や手法を紹介した1冊。
ポイントは
「顧客のためのコンテンツ」
多くの広告は単なるノイズ。
興味のない商品を押し付けられた時点で、心の扉が閉まります。
本当に顧客が知りたい情報を提供する。
ポイントは3つです。
①現場にどんな情報ニーズがあるかを知る
現場に行って、体感するということが必須。
ネットの情報だけで、コンテンツを考えても、
自社の顧客が本当に知りたい情報はわかりません。
②自分なら消費者として何を知りたいか、を考える
ビジネスの基本は人。
最終的に人がどう思うかが一番重要です。
自分が使う側に立った時に、
どう思うか?、何を知りたいか?
実際に自分が顧客の仕事を経験できればベストです。
③専門家として、ほかにない価値ある情報を提供する
知りたい情報を提供していても、
そこに専門家としての価値がないと意味がありません。
できれば、他にない価値が提供できていることがベストです。
本書は、
「どのようなコンテンツが効果があるのか」、
「コンテンツのアイデアはどう考えたらよいのか」
など、具体的なヒントが得られる1冊です。
ぜひ、読んでみてください。
◆本から得た気づき◆
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情報収集行動を支援する姿勢で情報提供することが最後まで残るコツ
売り込むと拒絶されるが、購入の手伝いをすると喜ばれる
いくら戦略が優れていても、コンテンツの質が低ければ結果は出ない
問い合わせが多い質問をコンテンツ化しよう
関係性を深めるには、メルマガ購読を呼びかける
コンテンツは、公開後計測し、評価していくことが大切
顧客のためのコンテンツを考えることが、社員の意識改革になる
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◆目次◆
■INTRODUCTION コンテンツマーケティングは新しいSEOなのか?
■CHAPTER1 コンテンツマーケティングの基本概念
■CHAPTER2 コンテンツマーケティングの始め方
■CHAPTER3 マーケティングコンテンツのつくり方
■CHAPTER4 コンテンツマーケティングの4つの型
■CHAPTER5 購買態度変容フローで考えるコンテンツのアイデア
■CHAPTER6 コンテンツを広める
■CHAPTER7 コンテンツのチューニング
■CHAPTER8 コンテンツマーケティングの成功事例
■CHAPTER9 コンテンツマーケティングQ&A
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
難しすぎず、簡単すぎずちょうどよかった。基本的なところから成功事例まで構成がしっかりしている。 Yale Appliance社の事例は参考になる
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コンテンツマーケティング初心者ですが、構成が整理されている、図が適切で見やすいという点から分かりやすかったです。さすが、コンテンツを扱っている著者が書いた本だという気がしました。
本の冒頭にもありましたが、チャプター完結なので、一度さらっと読んでまた現場で気になった所を読み返すという形で継続的に読みたいと思います。 -
読んで見たものの直接的にはあまり勉強にならなかった。
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ペルソナ、カスタマージャージーについて現場で使われているシートもダウンロードでき、実際にやってみようと思った。