珈琲の表現

著者 :
  • 雷鳥社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784844137467

感想・レビュー・書評

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  • この本に出会えてよかった、と心から。深煎りの珈琲を飲みながら…

  • 割と近所にあって前から気にはなっていつつも,まだ訪問できずじまいのコーヒー店「蕪木」の店主の本をたまたま手にとったら,とてもよかった.文体,リズムが心地よく,凛とした佇まいの静かな喫茶店を思わせる.

    軽くない.かといって重くもない.

    装丁や写真からも著者の珈琲に向きあう姿勢が感じられる一冊.

  • 珈琲に対する情熱と文化的考察に富み、読後珈琲への愛情が更に深まる一冊。そして著者の哲学が形に表わされるのは何と言っても一杯の珈琲。一度飲んで、是非、己の舌でも再確認されることをお勧めしたい。

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000053385  資料ID:0128821 請求番号:596.7/Ka11

  • 珈琲の煎れ方にも様々な方法があり写真を使ってビジュアル化している為分かり易かった。浅煎りは酸味の強い珈琲。深煎りはコクと苦味のある珈琲などの基本的な知識の解説が丁寧にしてあって読みやすかった。珈琲豆が水洗の洗い出しによって表面の実を削り落として初めて焙煎できる状態にまで持っていけることを知った。今までは喫茶店で珈琲を飲むばかりだったが自分でも煎れてみたくなった。

  • 添えらえたアンダー気味の写真と相まって、深煎りのコクのある静かな文章がいい感じ。

    日常的にお米を買うように珈琲豆を買い、好みの豆、焙煎を見つけて日々を楽しむ。楽しい暮し向きが紹介されている。

    前半は、道具のこと、淹れ方や豆や焙煎の知識。
    中盤の三章が、珈琲閑談と題した核心部分だろうか。エチオピアを訪ねた紀行文のあたりも愉しい。

    いつか、自分でも道具を揃えて、愉しみたい世界。

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