- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784844136866
作品紹介・あらすじ
カラスの基礎知識の復習から生物学的観点からの応用編と番外編。カラス以外のこともわかる本。
感想・レビュー・書評
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前作「カラスの教科書」よりかなり専門色が強い内容。
動物はよく「◯歳児の知能」と言われることがあるが、
なるほど、掘り下げてよく考えてみると一概には言えないよなぁと納得。
今まで考えもしなかった角度から、物事を考えるヒントを与えてもらった。
そんなこんなが書かれた「脳トレの時間」と、
フィールドワークの苦労がよく分かる「野外実習の時間」が特に興味深かった。
好きじゃなきゃこんなこと絶対できないよ!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前作の「カラスの教科書」の補習授業。
カラスとの対比のためか、他の鳥の説明もかなりあった。
そのため、前回ほどカラス色が強くなくなっていて、
残念に思った私は結構なカラス好き!? -
<目次>
授業の前に 朝礼での伝達事項
1時間目 歴史の時間
2時間目 カタチの時間
3時間目 感覚の時間
4時間目 脳トレの時間
5時間目 地理の時間
6時間目 社会Ⅰの時間
7時間目 社会Ⅱの時間
実習 野外実習の時間
<内容>
カラスを愛する『カラスの教科書』の著者の第2弾。筆がかなり滑っていて、著者の別の趣味(アニメなどのオタク系)が知れ渡っている気がするが、大丈夫なのだろうか?それはともかく、最初の系統のところはやや難しいが、最後の野外実習を含めて著者のカラス愛がよく伝わるし、調査の大変さや生物研究の深さがわかった。もちろん、カラスの生態がよくわかるので本書を片手に野外をめぐるといいと思う。 -
私、カラスはそんなに嫌いじゃないです。
ゴミ漁ったりとかを見るのはちょっと…てのはありますが。
補習授業を先に読んでしまいましたが、その前に教科書もあるようなので、それとも読んでみたいと思いました。
カラスって、頭がいいんだか、悪いんだか、よくわからないみたいですね。 -
カラスに対する知識、経験もだが、何よりも文章が面白い。
ぜひ、読んで確かめてほしい。 -
前作『カラスの教科書』よりも踏み込んだ内容。カラスの分類など自分には難しい点もあったが、学問の世界ではこのような考え方をするのかと知る良い機会になった。ハシボソガラスとハシブトガラス、つい最近までは「カラス」と一緒くたにしていた両者の「ちょいと微妙」な関係はとてもおもしろい。相変わらずカラスくんのイラストが可愛らしく、カラスくんの漫画などあったら読みたいと思ってしまった。
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☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB20290196 -
2軒目のコンビニの肉まんが売り切れていたら、
京都は滅亡していたかもしれない…
往々にして観察者って絵が上手だよね。 -
いちばん身近で、しぶといカラス。
きっと、地球が異常気象になっても、
最後まで生き残るのは
ゴキブリじゃなくてカラスかな。 -
もう、イラストが可愛すぎですね。内容濃いめですね。カラスのことがかなり好きになります。20170825