侵略する少女と嘘の庭 (MF文庫J)

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  • メディアファクトリー
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840115032

作品紹介・あらすじ

早川牧生はK中学の2年生。幼なじみである裕貴、唯、琴美と、惰性のように4人で過ごしていた。ある日牧生は、「運命の相手」を見つけるという占いをさせられる。その占いで細工をした牧生は、いるはずのない「運命の相手」を探しに学校の裏庭へと向かうことに。そこにいたのは、校内でも有名な美少女だがクラスに馴染まない不思議な少女・中山りあだった。牧生たちのグループに加わったりあは、夜に部屋に押しかけてきて泊まっていったり、みんなで出かけると嘘をついて呼び出したりと牧生を振り回す。小さい頃には結婚の約束をするほど仲の良かった4人の関係も、だんだん変化していくが-。切なくも優しいファンタジックストーリー。

感想・レビュー・書評

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  • 嘘シリーズ:これが一番面白かった

  • 惜しいあと一歩
    8割がたまでは上手く掬えていたがしかしこれが限界かも

  • 中学生たちの話。等身大の、飾り気のない、自分の手の届く範囲が世界の全てで、まっさらだけど、それぞれに悩みを抱えている、中学生たちの話でした。そんな中で大人の世界に一歩巻き込まれてしまっているりあはさぞかし蠱惑的だろうなと感じました。しかしこぐみたちよりもりあに焦点があるので同世代には共感できないのかなとも思います。謎ありヒロインポジですし。牧生の等身大加減が逆に新鮮でした笑 最近のハーレム物にはこうも純粋なキャラはあまりいない気がする。タイトル「嘘の庭」には違和感。彼女の心の事ならば嘘ではなかったと思う

  • ジュブナイル小説ですね。全体的に漂う薄暗さが良いです。

  • 優しいお話でした。ヒロインのりあの個性は勿論、幼なじみの三人のキャラが物語を引き締めていたと思います。馴れ合いからの自然な別離も丁寧に描かれていて好感を持てました。
    お勧めです。

  • これはシリーズを通して(ゼロヨンも含む)感じたことですが、これほど絵と文章がマッチしたライトノベルは他にないのでは、と思います。

    少年、少女時代にしか生じえない感情や想いが見事に描かれています。少しファンタジーな世界観とも相まって、年頃の少年から見える世界が不思議と本物っぽく感じられるのではないでしょうか。
    今回はいままでの「嘘」シリーズと違い、ファンタジーな世界を抜け出してその先、現実的な解決、結末を迎えます。
    彼ら、彼女らの今後も気になることろですが、他では味わえない満足感を得つつ、読み終えました。

    ヒロインの中山りあは、数あるライトノベルの中でも比類なき魅力を持っています。
    まだ彼女に出会っていない方はぜひ読んでみてください。

  • いやー、切ないかんじだけど
    やさしい☆
    いやいやあ☆
    りあちゃんカワユスです。
    たのしかったわー

  • いわれている通りツンデレではない。
    りあのひねくれ具合が可愛かったです。

  •  よかったです。
     通勤電車の中で読んでいて、思わず笑みがこぼれて変な人に思われていたかも…;
     キラー悪魔などと物騒なあだ名を持った、ヒロインなのにかわいいですね。タイトルからは想像できないほど、大人の汚い問題も出てきはしますが、中学生のほのぼのとしたお話でした。
     

  • 高校生とかそれくらいのころに読んだらきっともっと面白かった。
    なんで仲が良いといつも一緒なんですかね、確かに不思議。
    どうでも良いけどMFさんはもっとこういうのにも力入れて欲しい。
    4文字のばっかじゃなくて。いや、タイトル長いから良いってわけでもないけど。

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