怪談徒然草 (ダ・ヴィンチブックス 怪談双書)
- KADOKAWA(メディアファクトリー) (2002年8月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840106061
感想・レビュー・書評
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これはすごい本ですね…
一気に読みました。
見えざる世界の事が実体験として語られてて興味津々です!
呪術恐るべし。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
実際に霊感を持つ作者の、体験談に基づく怪奇談集。「視える」人が「視えない」人にその手の話をする際は、とっても気を遣う。相手がそっち方面でヤバい状態になっているのを何とかしたいと思う時は特に。下手すれば「こいつキ○ガイじゃないの?」とか「何かの宗教へ誘おうとしてる?」とか曲解されてしまうから。しかも、あっちも「何とかされてたまるものか」とばかりに色々と妨害工作をしてくるからね。問題は、「誤解されてまでも救いたい人なのか?」って自分自身への問い。加門さんは上手くいったけれどね。
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日常的に視たり体験したりする人って本当に大変なんだなぁ・・・と思う反面、「慣れって怖い」とも思いました。いや、霊感体質の人はたくましくならないとやっていけないのかもしれませんが(でも、加門さんはちょっと特別な感じがする)。
幽霊やそういった存在はもちろんのこと、「人間が一番厄介かも」と思うお話もいくつかあり(三角屋敷を巡る話には心底ぞっとした)。色んな意味で怖かったです。 -
実話系です。加門さんが幼少時から体験し続けてきた、それ系の体験について語る形式。
加門さんて、そこまでそうゆう体質の方だったのね!
他の本でも読んだけど三角屋敷、やっぱ怖いねえ。まだ呪術続いてるのかなあ。 -
三角屋敷の話は「空の境界」のあのマンションの話を思い出させる、なかなかのキモさ
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読み返したくなる談話。
好き嫌いはあるかもしれないけど、私の中ではヒット。 -
霊感の強い作家の実体験を対談形式で聞き書きしたもの。あくまで一個人の体験に基づくため視点やテンションがぶれないので読みやすい。しかもオリジナリティに富んでいる。この人の創作物を読んでみたくなった。
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加門七海 東雅夫 三津田信三 三人の対談本
加門七海という名前は知っていたが、著書を読んだ事はなかった・・
でもこの本を読んで一気に興味がわきましたね
霊能者の本音が分かってちょっと面白かったし(・ω・)
三角屋敷も怖かったけど、やっぱり「ある町工場の話」が一番怖かったわぁ・・
((((;゚;Д;゚;))))カタカタカタカタカタカタカタカタカタ
「嫌な感じの幽霊」と「マッサージ幽霊」は爆笑でしたっ