第一線のプロがホンネで教える 超実践的 Webディレクターの教科書

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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784839955922

作品紹介・あらすじ

全国100,000人のディレクターが集まるサイト「Webディレクターズマニュアル」出張版!

セミナーなどでもお馴染みの現役Webディレクター3人が、「今すぐ日々のディレクションワークに役立つ情報」と、その「本質となる考え方」、そして「超実践的なトレーニング手法」についてまとめた本です。

万人のために書かれた理論的な本ではなく、日々の仕事から生み出された工夫や考え方、Tipsが詰まっています。


プロジェクトをうまく回して、バッドエンドに陥らないための方法から、将来を見据えたディレクターとしてのキャリアの考え方まで。

ディレクターはもちろん、デザイナーでもエンジニアでも、ディレクションに携わるすべての人の「困った」を助けたい! そんな思いから生まれた1冊です。

Chapter 1では、ディレクターに必要とされるスキル全般について、レベルアップするためのノウハウを集めています。現場で陥りがちなトラブルを回避するために、「どんなタイミングで」「何をすべきか」「そのために必要なスキルとは」を解説していきます。
Chapter 1後半では、ディレクターが、将来に向けて、どのようなスキルや経験を積み重ねていけばいいのかについて、指針となるような考え方を紹介しています。


Chapter2では、「ヒアリング~コンセプト設計」「情報設計と感情設計」「レイアウト&ワイヤー設計のルールと考え方」「失敗しない進行管理とチームビルド」「クリエイティブチェックとQAタスク」「リリース後の運用とグロースの考え方」「コンテンツマーケティングとSEOの基礎」という7つのフェーズに分けて、ディレクターがなすべき仕事について、よりクオリティをアップしていくためのノウハウを解説しています。
実際に筆者が現場で使っているテンプレートや資料なども、多く掲載されています。


Chapater3では、重要だけれど、なかなかレベルアップしにくいスキルを磨くためのトレーニング方法を紹介しています。「アイデアの発想」「企画のための視点強化」「ブレストのファシリテーション」「デザインイメージの共有」「企画提案力」「話し方・喋り方」「ヒアリング」の7つについて、具体的なトレーニングメソッドを丁寧に解説しています。

感想・レビュー・書評

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  • 「Webディレクターの教科書」とだけあって、ディレクターになりたての「Webディレクターってどんなことをするの?」という時期に読むとイメージが湧きそうな一冊。
    ただ、「あるある!」を理解できるとより面白いため、2〜3年くらいで読み返せるとより良さそう。

    語り口も軽妙で、かつ「ディレクターがやるべきこと」が書かれているので、受け身な人ほど仕事へのモチベーションが上がりそう。

    文中、「Webディレクターは受け身ではダメ」という話が出てくるが、それと相まって、「ちょっとやり方を変えてみようかな」と言う気分になるのでは。

  • 現場の苦労がよくわかる一冊だった。参考になった。

  • ディレクター初心者でてんやわんやしておりました時に手に取りました。

    名の通り実践的で、非常に読み応えがありました。


    ああ〜〜あるある!!と首肯してしまう箇所が多々あり、それだけで私は一人ではないんだ、と安心感を得られました。現場での対応力は、実践しながらでしか向上しないと思いますが、予習にはとても役立ちました。

  • 読書メモ※箇条書きですが

    ・サイトマップ情報設計と感情設定②
    ユーザーの感情を動かすコンテンツの作り方 p103

    〜したい に行く前の雑多な小さな感情から どうやって【買いたい】などに行かせるか

    EX)ストーリーをドキュメンタリーチックに見せるなど楽しいかもしれない

    ・レイアウト&ワイヤー設計のルールと考え方①
    ワイヤーフレーム作成その前に p108
    ワイヤーフレーム作成はスピーディーにクオリティの高いものを作成するフローが必要だと思った。
    cacooなどのツールも使ってみたい。
    https://cacoo.com/lang/ja/

    ・失敗しない進行管理とチームビルド②p128
    巻き込み力 垣根なくテンション高く皆で走れるチームを作る 
    何をやるにせよチームで力を発揮するには必要な要素。


    ・トレーニング⑤p221
    勝手にリニューアル提案考えちゃうトレーニング
    脳みそ柔らかく考えねばと思った。

    ・トレーニング⑦p233

    やってみたいトレーニングだった。

    3人でやる、ヒアリングの切り口増やすトレーニング
    ①クライアント役
    ② ディレクター役
    ③オーディエンス役
    質問される側の立場をやってみることで客観的に自分がするといい質問がわかる
    オーディエンス役に客観的にフィードバックをもらうことで自分では気づかなかった問題点に気付く

  • メモ:
    ・ディレクターの一番の価値は「コミュニケーション」にある
    ・「当たり前」の要件だけ達成しても、評価されない
    ・ワイヤーは細かいところまで徹底的に詰める
    →ただ、最近ではワイヤーを切らないフローもある。
    ・クライアントの疎外感を生まないために、ML/チャットツールのプロジェクトは基本的に1つしか作らない。
    ・Yes/Noという結論になる「提案」ではなく、「ブレスト」で決める
    ・本書の「デザインモックのチェック項目」「導線設計の〃」はとても使える。毎回確認したい。

  • なかなか、読み進められない本であった。
    ディレクターとして、うまく自分が機能できていないから、この本に頼ろう!と思い、手に取ったが、塩をぬる気分だった。
    荒療治のように、ここできてないなーとか、こういうところが評価対象になるのか、業務対象になるのかということが発見できた。

    具体的に行動に生かせるものとしては、
    KGIとそのKPIをしっかりと書き留める。
    いくつかのユーザー像に対して、サービス設計を細かくつくること。
    訴求のポイントや方法を考えること。
    PDCAの修正個所をまとめておくこと。
    それをチームに共有することをやっていきたい。

  • ディレクター経験がない方がディレクションを学ぶというよりは、
    ディレクション経験がある方がディレクターあるあるの事例ベースで、そこをどう対応したら上手くいくかみたいな形式で学ぶことができます。
    ディレクションの各フェーズ別の設計やプロジェクト管理の話もありますので少しでも各業務のイメージがつくかたにオススメです。
    読んでみてイメージがつかない方は知識というよりは経験を貯めると良いと思います。

  • 現役Webディレクターが「今すぐ日々のディレクションワークに役立つ情報」と、その「本質となる考え方」、そして「超実践的なトレーニング手法」についてまとめた本。日々の仕事から生み出された工夫や考え方、Tipsが詰まっている。積読するべき1冊。

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著者プロフィール

株式会社ビットエーCMO/日本ディレクション協会 会長 品川の制作会社ビットエーに所属するCMO兼Webディレクター。 元コーヒー屋の店長で元個人アフィリエイターという異色のキャリアを持つディレクター。リアルビジネスの経験と観点から発想する企画・運営・解析を得意とし、大規模メディアの運営をはじめディレクターとし数多くのサービスを展開、成功させてきた実績を持つ。現役のディレクターとして活動するかたわら、2013年からは日本ディレクション協会会長を務め、数多くの講演に登壇。筋トレとランニングをこよなく愛する二児の父。

「2015年 『第一線のプロがホンネで教える 超実践的 Webディレクターの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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