キラッキラの君になるために ビリギャル真実の物語

著者 :
  • マガジンハウス
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838730421

作品紹介・あらすじ

偏差値を40上げて慶應大学現役合格。
累計120万部のベストセラーのモデル、
ビリギャル本人による、初の書き下ろし!


ビリギャルは、奇跡なんかじゃない

「死ぬ気で頑張る」は、人生を変える

いつも、精一杯、本気でやってきた。
この本を、どうか、
あなたの人生に重ね合わせて読んでほしい。


大学受験、失恋、アルバイト、就職、転職、結婚、離婚
……
波瀾万丈の20代を支えたのは、
本気の頑張りと母の大きな愛だった。


本人目線の「ビリギャルの真実」、
大学受験で見つけた「夢を叶える6つの法則」、
崩壊していた家族の再生物語など、
本人の言葉で包み隠さず書いた、涙なしには読めない感動のドキュメント。

第1章 
これがビリギャルの
真実です。 
●私は自分が嫌いだった
●行きと帰りの校門点検
●「大人はみんな腐ってる」
●君、東大とか興味ある?

第2章 
受験で見つけた、
6つの大切なこと。
① ワクワクする目標を「自分で」設定する
② 根拠のない自信を持つ
③ 具体的な計画を立てる
④ 目標をまわりに言いふらす
⑤ 憎しみをプラスの力に変えるべし!
⑥ コーチを、探せ

第3章
人との出会いが世界を
変えた、大学時代。
●臭う、キャンパスで。
●大学、辞めようかな
●お皿ふきと灰皿ふきと、涙ふき
●自称スーパーウエディングプランナー

第4章 
ビリギャル、結婚する。         
●出会って7年、付き合って半年で入籍
●目標は、家庭第一の素敵な奥様
●価値観は変化し続けるもの
●離婚はふたりの未来のためにするもの

第5章 
教員免許はないけど、
高校でインターン。
●札幌新陽高校との出会い
●この高校、なにか起きてる
●校則が必要な意味
●本当の性教育とは

第6章 
家族のいまと、
私のこれからのこと。   
●親子のかたち
●「脱」呪われた家族
●父と母のこと
●家族だって、成長していけばいい!

感想・レビュー・書評

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  • 読みやすく、すっと入っていきました。


    自分の人生についても
    自分の子育てについても
    考えさせられる本でした。


    人生を思いっきり楽しみたい
    そう思いました

  • キラッキラの君になるために
    やっぱ僕の大好きなビリギャルは面白い。読んでるだけで活力が湧いてくる。頑張る人は周りが応援してくれる。
    あと2週間で進級試験あってプレッシャーやばいがこの本を読んでそれも楽しんでいこうって気持ちに変われた。
    一番しっくりきたのはビリギャルに対する批判が二極化していることに対するさやかさんの見解。二極化した批判というのが、「ビリギャルの何がすごいの?」っていうのと「こんな上手い話ある訳が無い。もともと頭よかったんだろ」っていうふたつ。その二つの意見を持つ人の違いは何かについてのさやかさんの答えが「死ぬ気で何かを頑張ったことがある人とそうでない人」。これにはめっちゃ共感した。あと坪田先生の「死ぬ気で何かを頑張るっていう経験こそが君の一生の宝になるんだ。」という言葉を聞いて、自分の浪人時代を思い出し感慨深くなった。あの一年は僕の宝になっている。これからもそういう経験を重ねていきたい。
    さやかさんの妹も海外留学から上智入ったっての知ってマジで面白い家族やなって思った。

    以下、自分用のメモ
    ゴーレム効果とピグマリオン効果は名前初めて聞いた。
    ゴーレム効果(ゴーレムこうか 英:Golem effect)とは、心理学用語で、ピグマリオン効果の対義語である。 「ある人物に対して周囲の期待が低い場合、その人物は周囲の期待通りにパフォーマンスが低下してしまう」という心理学効果。ピグマリオン効果とは、他者からの期待を受けることで学習成績が向上したり、仕事での成果が上がったりする心理効果のことです。

    20答法がすごくいいと思った。
    嫌いな人や腹たった人の好きなとこ20個書き出す。そうするとその人に良い感情が生まれる。人の魅力を見つける天才になれる。そうすると人間関係がうまく行く。友達とかで試しにやってみよっておもう。

  • 坪田信貴・著の通称「ビリギャル」も、ビリギャルのお母さん著作も、読んだことがありません。
    でも、ビリギャルご本人の書かれた本書を読んで、他の2冊も読んでみたくなりました。
    ビリギャルこと小林さやかさんが、偏差値を40あげて慶應大に合格した、という出来事を、それに関わったお三方それぞれの目線から見てみたくなったからです。

    坪田先生のコーチ力と、お母さんの「生きていることをただただ肯定してくれる」こと、その両者があったから、著者はこんなにキラキラしているのか、と思いました。
    しかしその裏では、お母さんは育児ノイローゼにもなられていたようなので、今の世の中で「生きていることをただただ肯定してくれる」子育てをすることが、いかに難しいことなのか実感します。

    「親の言うこと、先生の言うことさえ聞いていればいい」という環境は、子どものワクワクを奪い、生きる力を失わせます。
    でもいまの学校は、まだまだ「言うことききなさい」教育だらけです。

    本当は、学校にはティーチャーじゃなくて、コーチがいるべきなんだろうな、と思いました。
    子どもの無限の可能性を信じて、その子に寄り添い、一緒に走ってくれるコーチが、子どもたちには必要です。
    でも、いまの学校の先生は忙しすぎるし、コーチ力を培う土壌もありません。
    だから、親が子どものコーチになるしかないのです。

    だから、「オレ(父)の言うことさえ聞いていればお前は幸せになれるから」というお父さんのもとで、野球ばかりやらされていた著者の弟さんの様子は、胸がギュッと痛くなりました。
    そんな弟さんが、野球をやめたとき、弟さんのなかには「なにも残らなかった」からです。

    自分で考えて、動く。

    そのための土壌は「親の言うことを聞いていればいいんだ」教育からは、作れません。
    学校にコーチがいない以上、せめて親だけは、子どもが自分で考えて動くことを応援していく親でありたいし、あってほしいと思いました。

  • これはこれは、もう私が今まで読んだ本(少ないけど)の中で1番未来が明るく見えた本。

    私は結構悩みやすく病みやすいのですが、病んでいる時に読んだら励まされまくりでした泣

    あぁ、そっか。そのために勉強するんだ。そのために大学にいくメリットがあるんだ。そっか。努力してる人なんて何万人といて私だけが辛くて苦労してるわけじゃない、そう思えました。

    悩んでいる国民の人みんなに読んで欲しい!

  • 唯一、子育てのモットーにしたこと。それは「ワクワクすることを、自分の力で見つけられる人になってほしい」

    ワクワクする目標は、自分でしか決められない。人には、決められないものだ。だから、自分で決めなきゃいけない。ママとパパはたいがい先に死んじゃうから、「自分で決める」力がないと、のちのち困っちゃうのだ。そうなる前に「自分で考えて、自分で決めて行動する」という練習をさせてもらわないと、まずい。

    「ワクワクするものを、自分で見つけられる人になってほしい」。そのためにああちゃんは、常に、「意志を持つ」「やってみる」「失敗する」「できた!」を子供が自分でできるサイクルを大切にしてくれた。本当に忍耐のいるものだったと思うけど、でもそのおかげで私は「生きる力」を手に入れられた気がする。そそのおかげで常に自分で考えて、意志を持ち、わりとハードル低めでひょいっといろんなものに飛び込むことができるようになった。失敗することは、そんなに怖くない。失敗することには、慣れている。

    なんのためにいい大学に行くのか、それは、自分にとって、よりいい「環境」を手にするためだと思ってる。

    相手と戦うときに、戦術なくして戦は戦えない。受験も一緒で、作戦を練る。ただがむしゃらに暗記をするのではなく、どこを重点的にやるのか、順番は?時間のかけ方、当日の解き方。すべて綿密に今までの傾向を研究し、それに対して対策を練った。それをかなりしっかりやった。

    「同じクラスでね、すっごいむかついちゃう子がいるの」
    「その子のいいとこ、紙に20個、書き出してごらんよ」
    10個くらいはでるけど、あとの10個がでてこない。時間をさかのぼって、彼女と一緒にいた時間や、した会話を思い出してみる。私が悩んでいたとき、こんなこと言ってくれたっけ。ひとりでお弁当食べてる子がいたら、一番最初に声かけてた気がする。20個書き終えたときには、1時間前とは違った感情を抱いていた。

    「coach」=「大切な人を目的の場所まで連れていく」力づくで連れていくわけではなく、本人の能力を引き出して、自分の力でそこまで行けるよう、導くことを意味居している。命令文ではそれができない。

    頭がいいといわれている学校に限って、校則がすごく緩い例をよく見る。あれってなんでなんだろう、って考えてみる。「判断力」があれば、校則で縛らなくても大丈夫だ。先生たちだって、生徒が茶髪にしたところではっきり言ってどうでもいいし、言わない方が楽だ。学校の中ではよくても、学校の外で羽目を外して人を傷つけてしまったり、警察に捕まってその生徒の人生に取り返しがつかないことが起きないように、学校の中でルールを守る週間をつけさせる。そのために校則がある。

    ワクワクするものがなにもない人、得意なものがなにもない人は、受験を頑張るのはひとつ、アリだと思う。受験ってめちゃくちゃ便利なシステムだ。「これで食っていきたい!」と思えるものがなにもない人は「いい大学に頑張って入る」という選択肢は、自分の世界を大きく広げてくれる、確実で手っ取り早い方法のひとつだと思う。頑張って勉強してなかなか入れない大学に入るとなにがいいか。素敵な出会いがいっぱいある。頑張らないで生きていた人生よりはるかに、刺激をくれる出会いにたくさん恵まれて、そこからどんどんまた世界が広がる。出会う人の質が変わるんだ。進路を決めるってことは、環境を選ぶってことだ。どんな環境に自分の身を置くか。これだけで、結婚相手も変わってくるし将来住む家も乗る車も変わってきちゃう。進路を決める、を甘くみちゃいけない。

    本当の性教育とは。妊娠しても、ほんとに大丈夫?
    子どもができると、産むか、産まないか、の二択だ。
    性教育は、命に関わることだ。「子供を授かる」ということは、涙が出るくらいうれしいことで。そうあるべきことなのに、「子どもができちゃった」から、だれかが、だれかに謝らなくちゃいけないことは、絶対にあってはいけないことなんだ。
    そのことがちゃんと伝わらない限り、その保健体育の授業は、時間の無駄でしかない。最低限、「めちゃくちゃ「お金がかかる」「まじで思ってるより大変らしい」ってことくらいは、知っておいたほうがいい。

  • 自分のワクワクするものに正直に生きるのがすごく素敵で、だからこそ力も発揮されるんだと感じましたー!!!お母さんの本も読みたいです♪♪

  • やっぱりなんといっても、彼女が
    コレだ!って思ったときの
    行動力がすごいです。

  • キラッキラの君になるために ビリギャル真実の物語。小林さやか先生の著書。落ちこぼれから名門慶応義塾大学総合政策学部合格を勝ち取ったことで有名な小林さやか先生の半生を綴った一冊。一生懸命努力すれば自分も周りも変えられる。誰もが小林さやか先生のようになれるわけではないけれど、小林さやか先生のような努力をする姿勢が大切。

  • いわた書店さんから一万円選書で届いた一冊。自分の過去を振り返って、上手くいかなかったのはこういう理由だったかもしれないなって少し自己肯定ができました。20歳下の世代だから、使っていらっしゃることばが私とは違うけれど、若い世代により共感しやすいようにあえて選んだことばかなと思って、伝え方としても参考になりました。

  • 読み終わって、スッキリした気分になりました。
    著者のストレートな性格、倒れても起き上がるところはとても惹かれます。
    今後も活躍を期待したいです。

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著者プロフィール

『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(坪田信貴・著/KADOKAWA)の主人公であるビリギャル本人。中学時代学年ビリを経験し、高2の夏に小学4年生レベルの学力しかなかった。当時の全国模試の偏差値は30弱。中学時代は素行不良を理由に何度も停学になり、学校の校長に「人間のクズ」と呼ばれたことも。高2の夏、塾講師・坪田信貴氏との出会いを機に、日本最難関レベルの私大、慶應義塾大学の現役合格を目指すことになる。結果、1年半で偏差値を40上げて、複数の難関大学のほか、慶應義塾大学に現役で合格を果たした。卒業後は、ウェディングプランナーとして従事し、その後フリーランスに転身。2019年4月より、学習科学の研究のため大学院に進学、21年に修士課程を修了。また2020年1月、YouTubeにて『ビリギャルチャンネル』を開設。学生・先生・親、すべての人に送るエンタメ教育番組を配信中。2022年秋から米国コロンビア大学教育大学院の認知科学プログラムに留学中。


「2022年 『ビリギャルが、またビリになった日 勉強が大嫌いだった私が、34歳で米国名門大学院に行くまで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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