岡村靖幸 結婚への道 迷宮編

著者 :
  • マガジンハウス
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (370ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838730254

作品紹介・あらすじ

ファッション誌「GINZA」で人気連載「岡村靖幸 結婚への道」の単行本第二弾が登場。
第一弾で32人の結婚経験者(または独身主義者)に
「結婚したい、どうしたら理想の相手に巡り会えるのか?
結婚したら愛は冷める? 育児ってやっぱり大変?」を聞き続けた岡村靖幸。
第二弾では、桃井かおり、高須克弥&西原理恵子、石田純一、マイク・ミルズ、上野千鶴子など
38人のゲストに「結婚とは何か」という命題をぶつけます。
入念な下調べとストレートな質問にゲストもタジタジで、
本邦初公開のエピソードも多数。
もはや21世紀のスタッズ・ターケルと呼びたい、岡村ちゃんの「結婚」クエスト完結版。
帯コメントに松任谷由実さん、解説は能町みね子さんが執筆。

感想・レビュー・書評

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  • ますます迷宮に向かっていく岡村ちゃんの結婚への疑問。
    いろんな結婚観があるので、その中から自分に寄り添って救いになるような言葉があって救われる。
    また、自分では思いもしないような発見することもある。
    柄本佑、奥田瑛二が同じ本で各々結婚について語っているのも面白かった。

  • こんな本があったなんて素晴らしい!!
    対談する相手の方の作品本を見たり聞いたり資料下調べして臨む岡村ちゃんの姿勢がまた素敵すぎる。
    どなたも含蓄ある言葉かたりで何度も読みたい。友人にプレゼントしたい本の一冊。

  • 上野千鶴子

  • どんどん拗らせていってて、とても面白い。
    80代になっても、結婚に夢見ながらキラキラして面白いことしてそうなアーティスト..

    悩みは、いろんな人に話を聞いたり、本を読んだり映画をみたり、はたまた旅にでたり山に登ったり。最終的に自分の中の解を見つけていくとおもうのですが、結婚の悩みは相手ありきなので思い通りにはいかないですよね。
    芸能人や文筆家などいろんな形の表現者たちに、結婚とはなんぞやと聞いてまわるインタビューは、岡村さんだからこそ引き出せた話がちらほら。

    世紀の発見をするわけでも、希少な科学実験をしてるわけでもないですが、人間と向き合うって、私はすごく大切で貴重なことだとおもいます。自分の結婚感を深掘りできます。
    おすすめです。

  • いろんな結婚経験者の話を聞けば聞くほど、やっぱり事実婚一択だよなあ、という着地。

  • 2020年1月27日読了。未婚の岡村靖幸が「結婚とは?」について各界の著名人にインタビューを繰り返すシリーズ第2弾。若手からベテランまで様々な男女へのインタビューは、取材対象のネタ切れ感も全く無く、岡村ちゃんの緻密なインタビュー技術もあり引き続きとても楽しめる。インタビュイーの中では上野千鶴子がさすが、舌鋒鋭く岡村ちゃんを追い詰める質問がえしをしながらもその思想には「やさしさ」が感じられる…。自分が岡村ちゃんにインタビューされたらなんて答えるかなあ…?「結婚にロマンを感じる」という感覚は人間に生得的なものではなく明らかに後天的なもの、結婚という選択を選ばない男女というのは増えていくのだろうが、それでも残る結婚、とは当事者や、人間にとってどういう意味があるものなのだろうか。

  • 結婚
    迷走編

    とっても勉強になる
    大事なところはずっと取っておきたい言葉たち

    本当に大好きな人と出会えば、幸せな生活を送っていけるんだろうな
    そのためには、努力も必要なんだと思うけど。。
    事実婚の勧め
    結婚しないことの勧め

    臼田あさ美ちゃんレイジ君みたいな
    臼田あさ美ちゃんの笑顔を見て、自分の子供のお母さんがこんなだったらいいなって思ったって
    本当に素敵だよなぁ

  • 何かあるのかな、と期待したけど。
    特に何がどう、という話はなかった。
    岡村さん好きな人が結構いるんだな、ということが分かりました。

  • 結婚って色々ですね
    もっと気楽に考えていいのかもなんて。

  • 前作に続き、面白い。
    色々な方が色々な事を仰るが、どれも経験に基づく本当のことだからだろうか。
    違う意見もふむふむと楽しく読める。

    岡村さんのインタビュアーとしての誠実さにもビックリする。毎回下準備が丁寧で、切り込むところは深く切り込む。通り一遍の話でなくて引き込まれる。
    自分は結婚について問われたらなんと答えるだろう。
    子どもを持つことについては?
    色々考えさせられた。

    議論ってこうやるもんだなと思う。
    意見が違ってもいい、自分の思いを相手に合わせて無理やり曲げなくてもいい、相手の話を聞く。
    わからなくても話しあう。

    印象に残ったことば
    vs上野千鶴子さん
    「私は未熟な父親に愛され、はた迷惑を被りました」
    「でも、上野さん、未熟じゃない親っていますか」

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著者プロフィール

1965年生まれ、兵庫県出身のシンガーソングライターダンサー。数多くのアーティストの作品に作曲家として関わった後、1986年、「Out of Blue」でデビュー。ブラックミュージック、ロック、ポップス、歌謡曲等、様々な音楽のエッセンスを吸収、発展させたメロディ、アレンジは、グルーヴィーであったり、じっくり聴かせるものであったりと自由自在。加えて、青春や恋愛の機微を描いた瑞々しいワン&オンリーな歌詞は唯一無比、圧倒的な支持を得ている。7枚のアルバムを発表し、2019年1月には最新シングル「少年サタデー」をリリース。 2011年よりTV Bros.にて対談連載「あの娘と、遅刻と、勉強と」をスタート。入念な下調べと、忌憚のない質問と、受け答えと、インタビュアーとしての才能も炸裂させている。 ニックネームは「岡村ちゃん」。

「2019年 『あの娘と、遅刻と、勉強と 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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