日本の礼儀作法~宮家のおしえ~

著者 :
  • マガジンハウス
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838726844

作品紹介・あらすじ

旧皇族や皇族はどんな風に育てられるのか…。

それを紐解いていくと、日本人の美徳の原点がありました。

本書は明治天皇の玄孫に当たる作家・竹田恒泰さんが、

「日本人なら知っておきたい、日本の礼儀作法」をテーマに、

自身が教え育てられたこと、これまでの経験をまとめた一冊です。



作法は決して古臭い過去のものでもなければ、

堅苦しくてつまらないものでもない――未来に向けて発展する創造的なものであり、

人々の付き合いを円滑にし、人生を豊かにする、「魔法の法則」だと言います。



そんな日本古来の礼儀の心得、さらには実践的な内容を知ることにより、

「日本人はそもそもこうあるべきだった」という道徳観をあらためて学べる、

礼儀作法本の決定版が登場です!





◆それぞれの思いが込められた「名前」は丁重に扱う

◆「食事作法」は、他者を尊重する心の表れ

◆品格のある人は、「型」通りの動作ができる人

◆一言で一目置かれる「言葉」は、気品の源泉

◆「質素倹約」。人は裕福で余裕がある時は成長しない

感想・レビュー・書評

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  • 出来てねえなあ。
    親から昔微かに教わったこともあるが、子供たちに伝えられてない。大反省。
    せめて、箸の上げ下げといただきます、ご馳走様、んで、皇室への敬語だけはきちんとしたい。
    人の入口、出口も失敗だ。自覚丸出し。

  • 所作について知りたいと思い購入。正しい例の仕方がわかり、ほかのマナーについてもしれたため、必要な時に手に取りたい。

  • 日本人として身につけておく礼儀作法、西洋の礼儀作法など概ね知ることができた。もっと詳しく勉強してみたい

  • マスコミの皇室に対する敬語の使い方が恣意的にひどくなっている事については憤りを感じる。
    また、受け身か尊敬かが極めて不明瞭な「られる」についても竹田先生のご指摘の通りだと思います。
    一般人にはやや敷居の高いところもありますが、日本人の奥ゆかしさを改めて感じさせられた一冊でした。

  • 日本人としてとても大切なことを教わりました。

  •  本書の内容は、箸の持ち上げ方、ふすまの開け方、「おむすび」「おひや」といった御所言葉、敬語、茶の湯、コンシェルジュ、風呂敷、など。
     作法に関することについて書かれた本は初めて読んだ。
    しかし、本書に載っているような「正しい作法」を見ると、違和感なくその内容を理解できる自分がいることに気付いた。子どもの頃にテレビや教科書の隅に載っていたのを見てきた下地があるのかもしれない。一度正しい作法を見ておくだけでも、結構理解は進むものなのかもしれない。(実際の行動に反映させるには練習が必要だが)
     この本は、もう少し詳しく踏み込んでほしい箇所もあり、作法の入り口としての本と考えるとよいかもしれない。

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著者プロフィール

昭和50年(1975)、旧皇族・竹田家に生まれる。明治天皇の玄孫に当たる。慶應義塾大学法学部法律学科卒業。専門は憲法学・史学。作家。平成18年(2006)に著書『語られなかった皇族たちの真実』(小学館)で第15回山本七平賞を受賞。令和3年(2021)には第21回正論新風賞を受賞。著書はほかに『日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか』『日本人はなぜ日本のことをよく知らないのか』『日本人はいつ日本が好きになったのか』『日本人が一生使える勉強法』『アメリカの戦争責任』『天皇は本当にただの象徴に堕ちたのか』『日本の民主主義はなぜ世界一長く続いているのか』(以上、PHP新書)、『現代語古事記』(学研プラス)、『決定版 日本書紀入門』《久野潤氏との共著》』、『なぜ女系天皇で日本が滅ぶのか《門田隆将氏との共著》』(以上、ビジネス社)など多数。

「2023年 『日本のどこが好きですか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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