精神科医や心理カウンセラーも使っている 傷つかない&傷つけない会話術

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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838721801

作品紹介・あらすじ

口から出た言葉は取り消せない。傷つけられてツライ思いをしないために…。「傷ついた」と責められないために…。5ステップ、52の会話例つき。

感想・レビュー・書評

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  • あなたは、会話相手のひと言がグサリと心に突き刺さって落ち込んだことはありませんか? なにげなく話した言葉で相手に『傷ついた』といわれた経験は?  著者のひとり、津田秀樹氏が主宰するケータイサイトの心理相談では「会話で傷ついた」という悩みがもっとも多いそうだ。 「友だちの一言」「上司の言葉」「夫(妻)の言葉」……。さまざなシーンでの他意のない一言のせいで、親しかった人と疎遠になってしまうことも頻発。  コミュニケーションツールとしての会話で、今一番必要なのは、流暢に喋ることや、面白く喋ることではなく、「傷つかない&傷つけない」会話術です。  多方面で人気の心理研究家&精神科医のコンビが、相手にも自分にも傷をつけないストレスフリーな会話の心得を、実例つきで解説。「言葉のトゲを抜く」か ら、実は一番人間関係のダメージをおこしやすい「親しい人」との会話心得まで、5ステップの会話例を読み進めるうちに、自然と会話美人になれる! ・担当編集から ステップ1から思い当たることばかり……。無意識のうちにトゲだらけの会話をしてきたかと思うとゾッとしました。書いてあることは簡単なことばかりなので すが、会話のしかたはクセのように染み付いていて今でもついうっかりNG会話を使ってしまうことも。5ステップの内容を意識するだけで、対人関係のストレ スは減り、会議や打ち合わせもスムーズに発言できるようになった気がします! ・目次から (1)「言葉のトゲを抜こう」 「こういう言い方はやめよう・しよう」の第一歩 (2)「言葉の毒を抜こう」 もう少し難しい中級編!(3)「言葉に蜜を足そう」 悪い言い方をやめるだけでなく、良い言い方を足すようにしよう (4)「目つき・顔つき・態度を変える! 態度も相手を傷つける。 (5)「親しくなるほど傷も深くなりやすい!」 親しい間柄だからこそ気をつけるべき

  • 相手の言葉が先にあった場合の盾 (防御) があるのがいい。思わず言ってしまう言葉を意思の力だけでどこまで変えられるのだろうかと、いぶかしく思ってしまうところはあるけど。

  • 普段から気をつけておきたい会話のポイント
    言葉のトゲ、毒に配慮して、蜜を増やしていきたいです

  • 自己啓発
    ことば
    心理

  • 配置場所:1F電動書架C
    請求記号:809.2||Ts 34
    資料ID:W0158438

  •  傷つけたり、傷つけられたり、その端緒を振り返ると「会話」にあったりすることが多いような気がする。
    言わなくても良かったことをつい言ってしまったり、言えば良かったのに言わなかったりと、そういう会話での失敗は枚挙に暇がない。
     また、相手を育てるのも会話や声のかけ方だと思うけども、ついつい相手のやることをけなしてしまったり、逆にそういったドリームキラーに自分がやられてしまうことも少なくない。
     一体全体、どうしてこうも会話がうまくできないのだろう。もう少し会話のスキルをアップしたいものだ。本書は、心理学をベースにした会話術なので、どうしてそなってしまうのかという原理を解きながら、そしてそれを訂正する術を具体的に提示してくれるのでありがたい。
     会話術というと、お話し教室のようなものを思い浮かべるかもしれないが、そういったものではなく、本書は、自分はもちろんのこと、相手をも活かすための会話術を指南してくれます。子育てや、部下への声かけなど、本書が応用できる場面は多数あるのではないでしょうか。
     会話の仕方は無意識になってしまっているので、本書を一読しても今さら会話を治すのは難しく、とっさの中ですぐには対応できないと思います。ですので、本書の内容が血肉化するまで、できたら何度も読み直したり、あの場面はこう言えば良かったのかと繰り返し開きたい一冊です。

    書評ブログ『続・本でもって』のレビューはこちら
    http://booklife.hatenablog.com/entry/2015/05/05/224044

  • ステップアップ方式で会話術を身につけていく。別の言い方にするだけで伝わり方が全然違う

  • 2013/6/9

  • 「言葉というのは人間の持っている最高の武器だと思いますけど、ときには、人間の持っているいちばんの凶器にもなる」
    確かにそのとおりだな。
    言ってしまった言葉は取り消せないからな〜。いちおう意識してはいるけど、とっさに出る言葉はコントロールできていないかも。

  • おそらく1時間足らずで読めてしまうのだが、実際に使える内容が盛りだくさんだ。
    これまで、不快だし、嫌だなと思っていた言葉が、どんな風に相手の心に届き、そして自分の心に作用するのかが、わかりやすく説明されている。
    トゲを抜き、毒を抜き、蜜を足し・・・。
    ついやってしまいがちなことを、どう改めればいいのかを教えてくれる。
    言葉だけではなく、気持ちという部分で、ためになる本だと感じた。

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著者プロフィール

・津田秀樹
心理研究家。筑波大学卒。『anan』や『non₋no』などの雑誌の心理テスト作成、携帯公式心理サイトの主宰、心理学的映画紹介、心理マンガ(原作)、就職適性検査の対策本の執筆、ニンテンドーDSのソフトのディレクションなど多方面で活躍。著書に『迷いがなくなる心理学 人生のサンタク』(PHP研究所)、『ジーパンをはく中年は幸せになれない』(アスキー新書)など。

「2021年 『会話の9割は「言いかえ力」でうまくいく』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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