美とかたち 岩宮武二の仕事

著者 :
  • 光村推古書院
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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838105816

作品紹介・あらすじ

―日本の原点を撮った審美眼―
岩宮武二は、戦後いち早く日本文化が内包する美を見出した。
その写真の数々は、今なおゆるぎないスタンダードであり多くの写真家に影響を与え続けている。
没後30年。
生前、膨大な数の写真集を発表した岩宮武二の、多岐にわたる仕事の全貌が一冊の本に。
421点の作品を収録し、昭和の写真界で一時代を築いた岩宮武二の軌跡をたどる。

著者プロフィール

大正9年(1920)、鳥取県米子市に生まれる。
昭和15年(1940)大阪の丹平写真倶楽部に入会。
太平洋戦争では応召して満州に赴く。復員後、大阪に居を構え、フリーランスの写真家に。
昭和29年に「富士フォトコンテスト」で、一等を射止め、その名を全国に知らしめた。
翌年「岩宮フォトス」を設立。関西随一の広告写真家として活躍する一方、精力的に作品を発表した。
『佐渡』、『かたち 日本の伝承Ⅰ・Ⅱ』(日本写真協会賞年度賞受賞)、『京kyoto in KYOTO』(毎日芸術賞受賞)、『宮廷の庭』(芸術選奨文部大臣賞受賞)、『日本海』、『アジアの仏像』(日本写真協会賞年度賞受賞)など多くの写真集を出版。
また昭和41年には大阪芸術大学教授(写真学科長)に就任し、後進の育成にも尽力した。
平成元年(1989)、69歳にて逝去。
大阪芸術大学をはじめ、大阪府、山口県立美術館、米子市美術館、東京都写真美術館、鳥取県立博物館などに作品が収蔵されている。

「2018年 『美とかたち 岩宮武二の仕事』 で使われていた紹介文から引用しています。」

岩宮武二の作品

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