わが息子よ、君はどう生きるか(単行本)

  • 三笠書房
3.86
  • (5)
  • (11)
  • (5)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 195
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837957706

作品紹介・あらすじ

◎父から息子へ贈る、人生論の最高傑作
著者のフィリップ・チェスターフィールドは、 18世紀のイギリスで最大の教養人の一人と称され、大使、閣僚としても活躍した。
本書は、その彼が自分の息子に宛てて、人生万般の心得を説いた教育的書簡。
著者一流の機知と常識、愛情あふれる名文は、約250年の時を超えて世界各国の人々に読み継がれてきた。
「処世の知恵」が詰まった、極上の「人生の教科書」である。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/781979

    著者は18世紀のイギリスで最大の教養人の一人と称された有能な人物。
    そんな彼が自分の息子に贈った人生論とは?
    世界各国の人々に読み継がれる人生の教科書。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/781979

  • 学生(らいすた)ミニコメント
    人生万般の心得を説いた教育的書簡で、極上の「人生の教科書」と呼ばれるように生き方について学ぶことができます。

    桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/658253

  • 当たり前のことを当たり前にできる人が当たり前に強いのだろうと感じた。

    誰にでも好かれるのは無理だしその必要も無い、と言われるようになって久しいが、やっぱり敵は少ない方が出世が早い。
    第一印象が良くなるような装いや振る舞いも大切だし、物腰も柔らかい方が良い。

    最近、その視点は「他人軸」となるため、「自分軸」でいこう!」と上記内容は都合よく解釈している風潮を感じる。
    ただやっぱり上記内容がベースとして当たり前に大事と言うことが理解できる。

    そして若いうちに知識の基盤を整えておくこと。
    これは歳を重ねた今だからこそ感じられることだ。
    若い時、学生の頃、親や周りの人にそのように言われても言葉の意味は理解できるが、重要性に納得し、行動まで変えられる事は少なかった。

    もちろん時間を戻すことはできないし、今何の記憶もないまま学生時代に戻ったと仮定したら、結局同じ人生を歩んでいるかもしれない。
    だからこそ今どうするかにフォーカスをしていくことしかできない。
    改めて知識の基盤を整えて自分の心に憩いの場や逃げ場を作ってあげたい。

    ====
    ジャンル:自己啓発・マインド
    出版社:三笠書房
    定価:1,320円(税込)
    出版日:2016年08月25日

    ====
    フィリップ・チェスターフィールド(Philip Chesterfield)
    18世紀イギリス最大の教養人、文人政治家。伯爵。ケンブリッジ大学で学んだ後、外交官として手腕を発揮、 若くして国会議員に選ばれ、 幅広い知識と優れた弁舌で活躍した。 また、啓蒙思想家ボルテールやA・ポープ、J・スウィフトら作家、詩人との交遊もつとに有名。
    本書は、駐オランダ大使としてハーグ駐在中にもうけた息子への書簡集。 文学的価値はもちろん、慈愛あふれた 「父から息子への手紙」の最高傑作、人生論の名著として、イギリスのみならず全世界1100万人もの人々に読み継がれている。

    ====
    flier要約
    https://www.flierinc.com/summary/3160

  • 微に入り細に入り社会人としての心構えについて語られている。親の偉大な愛を感じる。自身の失敗談を交えている当たり、懐の深さが見える。

  • 生き方で参考になる考え方が豊富に含まれている。

    このやり方を実践できれば、正直どこでも生きていける。

    最近思うのが、やっぱり海外の人が書いた本の方が日本人ぽくなくて、たくさんの発見がある。

  • 英国の政治家で文人のフィリップ・チェスターフィールド(1694~1773年)が息子に宛てた手紙をもとに、『息子への手紙』として1774年に発表された作品の翻訳。
    自己啓発書の古典中の古典であるサミュエル・スマイルズの『自助論』(1859年発表)に先立つこと百年近くに書かれた本書は、長い間英国の上流階級でのGentlemanshipの教科書として使われ、英国の心ある人たちは皆読んだと言われている。
    アメリカナイズされた現代社会においては必ずしも“成功の秘訣”とは言えない部分もあるが、私の好きなヨーロッパ的な良さがとてもよく表現された、年を経ても読み返せる作品である。
    「何事も、やるからには一生懸命やらなくてはいけない。中途半端にするくらいなら、しない方がずっといい。大切なのは、自分のしていることに集中することだ。物事は、する価値があるか、ないかのどちらかだ。中間はない」
    「結局のところ、自分に確たるものを持っている人は、一般論などに頼らなくても、言いたいことはきちんと言えるのだ」
    「知性ある人間というものは、急ぐことはあっても慌てることはない」
    「こざっぱりとした身なり、優しいしぐさ、節度を保った衣服、心地よく響く声、伸びやかで曇りのない表情、相手に合わせながらもなおはっきりとした話しぶり-これ以外にもまだまだあるが、こういったものひとつひとつが、なぜか人の心をとらえて離さない、小さな要素にちがいない」
    「生きる知恵の根本は、何といっても感情をおもてに出さないこと、言葉や動作や表情から、心が動揺していることを悟られないようにすることだ」
    「物腰の柔らかさと、意志の強さを兼ね備えることこそ、軽蔑されることなく愛され、憎まれることなく尊敬の念を抱かれる唯一の方法であり、また、世の知恵者がこぞって身につけたがっている、威厳を身につける方法でもある」等

全8件中 1 - 8件を表示

フィリップ・チェスターフィールドの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×