ダイア-博士のスピリチュアル・ライフ

  • 三笠書房
4.13
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837956594

感想・レビュー・書評

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  •  以前、ダイアー博士は『自分のための人生』とか『どう生きるか、自分の人生!』という本で、とても科学的に論を展開していた。
     ちなみにこの2冊の本は両方とも超ベストセラー。
     そこで今回は打って変わって、スピリチュアルな視点に立ってこの本を書いている。
     訳者の渡部昇一教授もダイアー博士が「人間の成長の”最終地点”にまで到達した」と紹介している。
     読者に、宇宙の大きな流れに沿った”運命を操る力”を手に入れて欲しいという願いがこめられている本です。

  • 毎日毎日、なんとなく不安。このままじゃまずい気がするけど、気力が湧かない。そんなときに出合ったのが、本書。

    自分との接し方に気づかせてくれます。この本にある「委ねる」、「愛する」、「無限」、「虚心」、「寛容と感謝」、「絆」、「快活」の7つを振り返るとき、私は自分自身を慈しみ、大切にしたいという思いを新たにすることができました。

  • 〈本から〉
    自分の無力さに謙虚になり「委ねる」ことで、「無限の力」と回路がつながるのである。

    人生で最悪の出来事も含めて、あなたのすべての問題には”最上の種”が宿っている。

    高いエネルギー・レベルで生きている人は、人生で小さな問題に悩まされることも少ない。

    物理学の世界では、高速で動くものほどエネルギー・レベルは高いとされる。つまり、スピリチャアル的な生き方をしたいのなら、あなたもエネルギー・レベルを上げて生きる決意をしなくてはならないのだ。

    医学および哲学博士のデヴィッド・R・ホーキンス
    『パワー対フォース』(Power Versus Force)
    「個々の人間の心は、膨大なデータベースにつながっているコンピュータ端末のようなものだ。データベースは、全人類に共通する意識である。天才とは、このデータベースを自在に操れる人のことだ。そして、この世に生まれた者はみな天才になれる可能性がある」

    エネルギーは”現在”に注ぐ

    「自分が成し遂げたなかで最高のことは、夢を見ることだった。カシの木はドングリの中で眠る。鳥は卵のなかで待つ。魂が描く最高のイメージの中で、目覚めの天使が動き出す。夢は現実になる苗木である」

    うまくいかないことがあっても、無限の力に頼りなさいというメッセージだと思えば、どんな失敗や障害さえも乗り越えられる。

    ”あるがまま”を受け入れると心に「平和」が訪れる

    心の安らぎを乱す者を自分の中に入れないようにしなさい。心の安らぎに包まれている自分をイメージしなさい。

    肉体には知性があり、自分が考えているとおりのものになる。健康な身体をつくるか病んだ身体をつくるかは、どんな心で生きるかによる。

    「考えたことが現実になる」というのが、人生、そして宇宙の基本原則である。

    喜びは、「満たされているという観点」から世界を見ることをいう。

    ”自分の人生に感謝できる人”に幸運の扉は開く

    人生の本当の目的とは、何をするかや理想の休暇旅行に行くことではない。生きる本当の目的とは、スピリチュアルなエネルギーの導くままに生きることだ。

    自分の潜在能力を最大限に発揮している人の特徴は、「どこにでも美を見いだす人生」を送っている

    「美は真であり、真は美である。これこそは、君たちがこの地上で知り、また知るべきすべてなのだ」

  • 色々な人の言葉を引用して説明していて、
    分かりやすかった。


    【覚書き・・気になった言葉】

    ・肩書や頭の良し悪しなどの外面的な要素で人を分かったつもりになっていることが無知なのだ。
    ・仏陀は、自身を侮辱しつづける人と3日間旅行をした、侮辱している人は旅の最後に仏陀に何故、侮辱されているのに、そんなに慈愛に満ちた反応ができるのか?と問うと
    仏陀は
    ”誰かに贈り物を差し出されても、それを受け取らなかったら贈り物は誰のものになるか?”
    と答えた。
    激情に踊らされない人の前ではすべての生き物は敵意を抱くのをやめる。
    ・ガンジーは、「心の闇にも価値があると説いた」
    心の闇は厄介なものではなく神の恵みであり、そのために罰せられるべきではない。
    心の闇は自分が作り出した障害であり、それが原因で悟りを開けないが、
    見つければ、取り除く機会となるから。
    ・羞恥心や、罪悪感、怒り、非難といった人を無力にするエネルギーを取り除けは病気から解放される。
    ・うつ病は、先進国に起こる病気で、後進国には起こりにくい。
    富める国はずっと求めてきたものをすべて手に入れているから、希望を抱きにくい、後進国は、まだ希望を抱いているから。
    ・今あなたが、幸せを感じていないとしたら、理由は一つしかない、
    自分に無い物のことばかり考えているからだ。
    ・どうすれば道が開けるかを問うのではなく、「ただ道が開ける」と信じるのだ。
    ・悲しいのに幸せなふりはしない、悲しみを「認め、理解し、手放す」こと。
    ・善と悪の二つの力が存在すると考えるのをやめれば、あなたは、闘う相手がいなくなり、無限の力を心から享受できる。
    ・人生を軽やかに笑って受け止められる資質が大事。素晴らしい人にはこの資質がある。
    ・何か問題が起きれば、それは、「罰」ではなく「正すべき間違え」と考えよう。

  • ダイアー博士の本は、自己啓発系の文庫で、過去に何冊かお世話になりましたが、今、手元にあるのは、この本です。
    私には、スピリチュアルと自己啓発の中間のような、印象です。スピリチュアルな智恵を、実生活に活かす、その考え方や捉え方を、たくさんの具体例とともに、体系だてて伝えてくれる内容です。
    スピリチュアルな視点への移行期に、読まれると最適なのでは...と感じます。

  • 表紙の透明感のある青がすてき。
    なかみは とってもすてき。
    ずっと 個室に置いて ほぼ毎日ちょこっとずつ 開いたページを楽しんでいます。

  • 高尚なエネルギーを持った人物になる。
    マイナスエネルギーを持った人からは逃げるべし。

  • 7つのキーワード”委ねる・愛する・無限・虚心・寛容と感謝・絆・快活”
    光は純粋で道徳的で明るく嘘がない。光の道を歩めば闇は消える。
    心穏やかに相手をやり込めようとせず、自然体で明るく、美しいものを美しいと感じ、感謝する心をいつも持っていたい。
    そんな事を考えさせられた本。”生きる”原点となるお勧め本だ。

  • 創造的に生きて幸せを手に入れることに始まり、他人との係わりを含めいかに生きるべきかが力強く書かれている。クリアするにはハードルが高いものもあるけど、正しく生きるということは究極的には神秘性に結びつくのだと実感できる本。

  • There's a Spiritual Solution to Every Problem (2001年)
    7つの特別プログラム
     1.委ねる:「自分は無力だ」と認めるところからパワーが生まれる
     2.愛する:”心のコンセント・プラグ”はここにつなぐ
     3.無限:”宇宙エネルギー”を自覚する
     4.虚心:心を空にすると”低次元のエネルギー”から抜け出せる
     5.寛容と感謝:本当の味方に気づけば”最良の助け”が得られる
     6.絆:”悟”りのレベルをはかる確かな目安
     7.快活

    【ブログより】
    以前文庫本を読み、売却した。
    久しぶりにこの単行本を図書館から借りて2011年1月下旬に読んだ。
    ウエイン・W. ダイアーの本は、以前「「いいこと」が次々起こる心の魔法―この“奇跡の力”が自分のものになる! 」を読み、スピリチュアルでなかなかいいなと思っていた。単行本を買い手放した後も、文庫本で買い直したくらい。
    久しぶりに手にしたこのダイアーの単行本は、スピリチュアルな内容が深まっていた。(文庫本を読んだが忘れていた)
    ”スピリチュアルな視点”に立って”無限の力”を味方につけようという内容である。
    スピリチュアルな観点だけでなく、古来の哲学やマザーテレサなどの言葉がたくさん引用されている。
    私が気に入ったのは以下の2点である。
    1番目「七つの特別プログラム」は本書の基幹となる姿勢である。
    2番目の言葉「私は無限の力に委ねます」はとても気に入り、毎日マントラのように唱えている。

    1.”高次元の自分”に目覚める「七つの特別プログラム」
    ①委ねる―「自分は無力だ」と認めるところからパワーが生まれる
     自分の無力さに謙虚になり「委ねる」ことで、「無限の力」と回路がつながる。
    ②愛する―“心のコンセント・プラグ”はここにつなぐ
     スピリチュアルな力によって問題を解決するとは、愛の心で生きることを意味する。愛とは、闘うことではなく協力することであり、疑うことではなく信じることだ。愛という光が存在するだけで、マイナスの感情という闇がなくなるのである。
    ③無限―“宇宙エネルギー”を自覚する
     私たちの魂は、無限の力と切り離すことができない。スピリチュアルな世界のコンセントという”新しいエネルギー源”から得るのは、無限の愛だ。この無限の力を認識し、自分のすべての回路にこのエネルギーが流れているのがわかる。
    ④虚心―心を空にすると“低次元エネルギー”から、抜け出せる
     「~しなければ」という小さな考えを手放せるようになり、自分の運命に喜んで身を委ねられるようになる。
    ⑤寛容と感謝―人生に“プラスのサイクル”を起こす秘訣
     私たちは何も持たずにこの世に生まれ、何も持たずにこの世を去る。だからこそ、この世に生まれてきたこと、他人への感謝の気持ちを忘れてはならない。寛容な心を持ち、感謝の気持ちを抱けば、より高いレベルの自分が目覚め始めるだろう。
    ⑥絆―本当の味方に気付けば、“最良の助け”が得られる
     私たちは一人ではない。無限の力によって創造されたすべてのものと結びついている。自分の周りの人たちを”愛に満ちた人々”と考えてみよう。必ず不思議なくらいのタイミングで、あなたを助けてくれる人が現われる。
    ⑦快活―“悟りのレベル”をはかる確かな目安
     スピリチュアルな世界と深く結びついていればいるほど、心は穏やかに、そして気分は快活になるのだ。「私はいつも、どんな気分だろうか?」と自分に問いかけてみよう。

    2.”心の安らぎ”を取り戻す簡単な方法
     ”一人の時間”をつくって自分の心を見つめる。その時「私は無限の力に委ねます」という言葉を唱える。

    分かりやすいので何度も繰り返し読もうと思える本である。
    もう単行本は絶版になっているようで、以前読んだ文庫本はまだ出ている。
     「自分のまわりに「不思議な奇跡」がたくさん起こる!」(王様文庫)
      ウエイン・W. ダイアー(著)、渡部昇一(翻訳)
    ただ、この王様文庫は単行本を再編集していることが多く、マーフィーの本もそうだったが表現・文章を削ったりするのである。章ごと削除しているものもある。
    この単行本もすでに原書から編集していると書かれていた。さらに、書店で文庫本を見たら、単行本から再編集してあると書かれていた。
    だから文庫本を入手するか迷っている。大手古本店で単行本の方を見つけたが、基本的に文庫本を手元に置くようにしているため、どうするか考え中である。
    https://way-to-wealth.at.webry.info/201102/article_3.html

    近所の大手中古店できれいな状態のものを見つけた。この中古店には珍しく、帯まで付いている。値段は650円で、文庫本も同じような金額なのでどうしようか迷った。
    見つけて一週間くらい経ち、”単行本500円均一のセール”となっていた。迷わず”単行本”を買った。50円割引券を持っていたので、450円で入手した。
    ツイています!
    小さいことと思わず、恵みに感謝します!
    そして感謝だけでなく、何度も読み返します。
    https://way-to-wealth.at.webry.info/201102/article_4.html

    ※購入@調布BookOff
     読書回数
     1.2006年文庫本
     2.2011.1本書
     3.2020.5.9-11読了
     4.2023.6.1読了
     5.2023.6.1開始、

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