人生の教養が身につく名言集 (単行本)

著者 :
  • 三笠書房
3.74
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本棚登録 : 1147
感想 : 102
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837928126

作品紹介・あらすじ

当代随一の読書家、教養人が、「人生を楽しんで生きる」ための名言を一挙紹介!

名言とは、「教養」を一言にシンボライズしたもの。
「人生を面白おかしく、ワクワクしながら生きるための知恵」が
ギュッと凝縮されている――。その力を借りれば、私たちは
より広く、より深く、より遠くまでこの世界を見ることができるのです。 
 ――出口治明

◎ゼロから勉強しない。巨人の肩を借りる
 「巨人の肩に乗っているから、遠くを見ることができる」(ベルナール・ド・シャルトル)
◎二者択一の連続。それが人生
 「過ぎて帰らぬ不幸を悔やむのはさらに不幸を招く近道だ」(ウィリアム・シェイクスピア)
◎不幸を遠ざける「考え方」をする
 「この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ」(ダンテ・アリギエーリ)
などなど、本書には、人生を「図太く、賢く、面白く」生きるための知恵が満載!

感想・レビュー・書評

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  • 固定観念にとらわれず、
    もっと自由に生きていい。

    しっかり考えて生きよう。

    そんなことを思わせてくれる本でした。

    そして、もっと本を読んで
    経験しようと思いました。

    アウトプットもやはり大事。
    行動にうつしていく。
    とてもシンプル

  • 古典から引用された様々な名言を著者の経験に基づいて解説してくれるので、とても読みやすかった。今まで手を出しづらかった本も読みたくなる。特に『菜根譚』は読んでみたい。

    心に残ったのは、古代ギリシアの七賢人の1人、タレスが、『何が困難なことか?』と問われて、『自己自身を知ること』と答え、『何が容易なことか?』と問われて、『他人に忠告すること』と答えたという話。

    私は自分のことを分かっているつもりで生きてきたけど、最近アウトプットをするようになり、僅かながらフィードバックを得られるようになって、「わー私、全然自分のこと分かってなかった!」と気付くことがあったので…

    この件で、脳が自分の都合のいいように解釈してしまったり、見たいものしか見ないようにしてるのかな?と思ったが、だからこそ、他人からの指摘が大切なのかもしれない。しかし、他人に忠告することほど難しいことはない。まさに名言。

    ☆他人からの的確な指摘をありがたく受け入れる。

  • 各名言を筆者のテンポ良い解説で読ませる。筆者の言葉だが、今日の自分が一番若い、というのは響いた。随所に本の紹介を入れてくれるのも有り難い。

  • 本書を通じて一貫してあるのは、
    教養の重要さ、その有効性。

    斬新な発想は、
    その材料である知識や教養の総量や質的な違いによって生まれること。

    頭の固い人間は、
    同じような知識、狭い範囲の人間関係、行動範囲に生きている。
    一方、頭の柔らかい人間というのは、太宗の側近魏徴のような、自分とは異なる意見に触れる機会、場、人間関係や学びの時間を持つ。
    お年寄りが頭が固くなる本質はそこにある。
    人間関係が選びやすい固定させやすいからだ。
    会うたびに斬新でフレッシュな話をする人間というのは、いつも新たな学びを得続けているものだ。

  • 偉人の名言自体よりも出口氏の解説の方が名言に感じた。
    糧になる本である。

  • 偉人の言葉ももちろん響いたが、出口さんの経験を交えた言葉も数多く印象に残った。

    ・失敗したって「好きなことに挑戦」しないよりずっといい
    ・COCO CHANEL「まだ1日にひとつくらい花の名前を新しく覚えることはできる」
    ・本は合うこと
    ・「年齢の傲慢さは許し難い。若い人に教えを乞うべき」エドマンドバーグ
    ・理解をしに会いにいこう 「世界の人間を理解するためには、地理と歴史を学んで、自分でその土地を歩いてみるしかない」ヘンリーキッシンジャー
    ・行動>言葉 行動こそが本気度を示す
    ・怒ったら負け アンガーマネジメント 感情自制能力 いざという時の説得力 ハディース 思考分析 適切な判断
    ・多様さ 自家薬籠中 萩仁傑
    ・「I’m ready」←勉強&自己管理
    自己管理=健康(使う、錆びないダヴィンチ)

  • もっと本を読もう、と思わせてくれる本でした。

    左遷されても歴史上はよくあることと、周囲がびっくりするほど落ち込まなかったという話。
    私自身同じような目にあってモヤモヤしているので、励まされるというか心の整理方法のヒントをたくさんもらえました。

    ・過去の出来事や他人への恨みでもやもやしている人生は楽しくない
    ・怒りの感情に心が支配されてしまうと判断力が鈍る

    モヤモヤはまだ消えませんが、やれることをやっていこうと少し前向きになれました。

  • ◆オススメする人
    ・かっこいい言葉に触れたい人!
    ・少し元気になりたい人!
    ・座右の銘を探したい人!

    ◆自分に響いた言葉トップ③
    ①『人生の楽しみは、喜怒哀楽の総量である』
    良いも悪いも、全て経験し尽くしたくなりますね。

    ②『その一言を怠けるから、人と人は気まずくなる』
    言わなくても分かってるだろう。という気持ちが、その後の問題に繋がったとき、ありませんか?

    ③『自分のために時間を使う人に愛着を持つ』
    とても共感しました。
    好きな人ほど、一緒にいないときにその人のことを考えてしまうんですよね。

  • 私にはとても刺激になる一冊でした。
    沢山の著名人が言った言葉の背景、作者の解釈、その上でどう行動したら良いのか、書かれています。読みながら、出てくる著名人の歴史に興味が出て、違う本を読みたい気持ちが膨らみます。
    自分だったらこう解釈するな、など考えながら読みました。こちらは勉強用にアウトプットしたいので、ちゃんとノートにまとめようかなと思います。

  • 偉人たちの言葉に、著者の解説や経験を添えた名言集
    対象は非常に幅広い分野におよぶ
    知見の裏付けには、この膨大な書籍・教養があるのかと思うと、納得感がある

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著者プロフィール

出口 治明(でぐち・はるあき):立命館アジア太平洋大学(APU)学長。ライフネット生命創業者。1948年、三重県生まれ。京都大学法学部卒。日本生命入社。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て2006年に退職。同年、ネットライフ企画(株)を設立し、代表取締役社長に就任。2008年4月、生命保険業免許取得に伴いライフネット生命株式会社に変更。2012年上場。2018年より現職。著書に『全世界史(上・下)』(新潮文庫)、『0から学ぶ「日本史」講義』シリーズ(文春文庫)、『歴史を活かす力』『日本の伸びしろ』(文春新書)、『哲学と宗教全史』(ダイヤモンド社)、『一気読み世界史』(日経BP)、『ぼくは古典を読み続ける』(光文社)等多数。

「2023年 『人類5000年史Ⅴ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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