- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837309093
作品紹介・あらすじ
「ドレスが好き! ドレスが知りたい、描きたい…」すべての人に捧げます。本書は、中世後期から20世紀初頭(1400年~1930年)までのヨーロッパの貴婦人のドレスの歴史とその変遷を、豊富なイラストとやさしい解説で楽しく学べる、今までにない図解資料集です。時代ごとに4章に渡って基本を示し、その変遷・バリエーションを追った本格的な服飾史であるだけでなく、史実ドレスの基礎を踏まえた自由な創作ドレスのアレンジアイデアも多数提案しています。さらに、フリルやレースなどのドレスに不可欠なモチーフの描き方の解説から、知っておくと便利なシルエットの解説とそのイメージ、デザインのヒントになる襟・袖などパーツの形のバリエーション一覧まで著者ならではの創作に役立つ内容も収録しました。歴代の美しいドレスを知ることで、新しいドレスを生み出すひらめきをきっと得られるはずです。心踊るドレスの世界へあなたをご案内します!
感想・レビュー・書評
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借りたもの。
ゴシック期~20世紀初頭までのドレスデザインを紹介。細かい構造よりも、全体的な雰囲気を提示。
また、マンガやイラストでのアレンジの仕方を提案。
ドレスをデザインする際に多用する、バラやレース、フリルモティーフの描き方も。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ドレス大好きな漫画家による、ドレスの歴史と変遷をまとめた図解資料集。イラストを描く人向けの本だが、普通の人でも読んでいて楽しい。
ふわっとした各時代のイメージが、具体的に定義されていく。すべてイラスト=図解なので、わかりやすい。西洋服飾史家の監修もあり、歴史的背景もきちんと解説されていて、面白かった。 -
ドレスのアイデアを欲しがっていたわが子へ。
トレーシングペーパーでうつしがきしたくなる。
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とりあえずドレスを描きたいムスメ6歳に、こんな本もあるんだぜ、と借りた図書館本。
実は借りたのは2回目で、「また借りてきて」と要望があったので。
これは本格的に漫画を描くような人が資料として読む本だと思う…
時代別に流行ったドレス、後ろ姿や細かいパーツ(リボン、フリル)の描き方まで。
子供の遊びも、本格的にやったらどこまでいくのかなーと、与えるだけ与えて遠くから見てる。笑 -
可愛いイラストでさまざまな時代のドレスが描かれていてとても可愛いです。ゲームやファンタジーででてきそうなキャラクターのアレンジイラストもたくさん出てくる上、レースやリボン、ギャザーの描き方まであるのでイラスト描きさんにはお薦め。ただ、時代考証的なものはちょっと甘いので、資料にするにはお薦めできません。
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花園あずきさんのファンで同人誌バージョンも持っていたが、ブラッシュアップされてさらに見やすく、わかりやすくなった。絵がキラキラかわいいだけでなくとてもドレスの構造がわかりやすい。アレンジバージョンが載ってるのも良い。
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癖のない可愛らしいイラストで見るドレスの数々は、うっとりする様な華やかさ!バロック、ルネサンス、ロココ…それぞれの時代に変化したドレスはどれも特徴的。時代や女性観の変化に伴っていたことも書かれていて(ちゃんと服飾史専門の先生が監修されている)ので、ちょっとしたドレス入門書としても楽しめます。
作者による大胆なドレスアレンジのイラストは、コミックイラストならではの楽しみ方でこちらも素敵。 -
静岡の大石あやこさんに教えてもらいました。
子どもたちにウケそう(^_^)
基本、イラスト描く人のための本ですが、図書館のreference本として最高!
よく本に出てくる言葉がビジュアル解説でよくわかります。
小学校から人気になると思いますが
司書もざっと読んでおいてください。
それぞれの時代の違いや語彙が増えますよ
以下、大石あやこさんから☆ ☆ ☆ ☆ ☆
『麗しのドレス図鑑』
すっごい題名だし、キラッキラッの表紙ですが、内容は良かったです。
(中のイラストは白黒です)
ルネサンス、バロック期、ロココ時代というように年代事、ドレスの形の特徴から襟や袖の型、髪型まで丁寧に書かれています。
そして、そんな素敵なドレスを自分で描いてしまえ…という事で最後にレースやリボンに小物のバラの花の描き方のコツまで載っています。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
2017/07/26 更新 -
衣装は全て絵で描かれています。
当世の装いだけではなく、髪型や服を覆う下着まで詳細に描かれています。
ただarrangeされた衣装は不要と感じました。
その衣装を描くのであれば、描いた衣装の原型を掲載して欲しかったです。
それでこそ『図鑑』と冠せるのではないでしょうか…。
洋装を知るきっかけにはなるけれど『図鑑』にはもう一歩足りません。